2021/08/23
[フィリピン] メトロマニラ、8月末までEMCQ
フィリピンのコロナウイルス対策タスクフォースがメトロマニラとラグーナ州の厳しいロックダウンを8月末まで緩和するという提案を承認したことを、大統領府が明かしました。
メトロマニラとラグーナ州は、8月21日から8月31日まで修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)を実施することになります。
2週間にわたる首都圏での強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)は、8月20日に終了しました。感染力の高いデルタ株によるものとみられるコロナウイルス感染者数の再増加を抑制すべく、8月6日から厳しいロックダウンが実施されていました。
バターン州でも、8月23日から8月31日までMECQが実施されます。
大統領府のハリー・ロケ報道官によると、店内飲食(屋内/屋外)、パーソナルケアサービスはMECQのエリアでは営業が認められません。
また、宗教上の集会も引き続きオンラインとなります。
保健省によると、8月19日の新規感染者数は14,895人で、治療中は111,720人となりました。パンデミックが始まって以来、一日の感染者数としては過去2番目です。
政府は、最近通年の成長見通しを4~5%に下方修正しました。
政府の開発予算調整委員会(DBCC)は、直近の感染者の急増と厳しいロックダウンがなければ、以前の目標であったGDP成長率6~7%は達成可能だっただろうと述べています。
(画像:Photo by Laurentiu Morariu on Unsplash )
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