2021/10/21
マレーシアのイスマイル・サブリ・ヤーコブ首相は、政府のマレーシア経済の成長目標として年間4.5~5.5%を掲げたと述べました。
首相は、第12次マレーシア計画(12MP)にもある通り、政府は、2025年までに平均の月間世帯収入が10,000リンギットに到達することに対して楽観的な見方をしています。
▼主な12PMの目標(出所:マレーシア政ウェブサイト「RMK12」)
イスマイル・サブリ首相はまた、Covid-19時代の困難の中でも国内投資を活発化すべく、マレーシアは想像的で革新的な方法を見つけなければならないとも話しています。
「これを成功させる方法のひとつが、政府が主導するワクチンプログラムを積極的に推進することです。投資家にとって安全な環境を作ることができます。」
「マレーシアは、地域企業、国際企業両方のための投資ハブとして、再び軌道に乗る準備ができています。これが可能になったのも、国民一人一人の協力のおかげです。今では、ニューノーマル下で全てのビジネスが再開するための安全なバブルができています。」と、首相は最近行われた投資イベントの中で話しています。
イスマイル・サブリ首相は、マレーシアの独特な多人種社会に加えて、多様な社会階層の存在が、これまで投資家のためのオポチュニティを提供してきたと言います。
「たとえば、人種が異なれば、必要なものも異なります。別の考え方をすれば、より多くの商品やサービスが国内で販売できる可能性があるということなのです。」
「したがって、今後5年間で、国民総生産(GDP)を年間4.5%~5.5%上げていくことを目標にします。12MPで示したように、2025年までに平均の月間世帯所得10,000リンギットは達成できると考えています。」
イスマイル・サブリ首相は、国の未来に欠かせない要素は、マレーシア・デジタル・エコノミー・ブループリント(MyDIGITAL)と国家第4次産業革命(4IR)にあると言います。
これらは、2021~2030年科学・技術・イノベーションに関する国家政策(National Policy on Science, Technology and Innovation (DSTIN))とも合致しています。この政策では、マレーシアを2030年までにハイテク国家として発展させることを目標としています。
(出所:Malay Mail)
(画像:Photo by Mike Swigunski on Unsplash )
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