2021/09/06
ベトナム大手ナムロン・グループは、日本の阪急阪神不動産(大阪)との戦略的協力協定を締結、南部のドンナイ省に18.6兆ドンの大規模都市開発を進めます。
▼プロジェクトのイメージ(出所:Nam Long Corporation)
170ヘクタールにおよぶ「イズミ・シティ」は、2021年~2025年のナムロンの主要プロジェクトで、同社の長期的な成長を確実なものにすると期待されています。
この「イズミ・シティ」プロジェクトには、約3,000棟もの低層ビルと、医療や学校施設といったサービスが入ることになっています。第一弾は、2021年第3四半期にデビューを迎える計画です。
阪急阪神不動産の執行役員である戸田匡彦氏は、ドンナイ省の工業開発・住宅開発のポテンシャルを讃えています。
ベトナムのオンラインニュース「Vietnam Plus」が報じているところによると、戸田氏は、阪急阪神不動産は、ドンナイ省の成長に価値を見出し、ナムロンの開発戦略に信頼を寄せていると述べています。ナムロンと阪急阪神不動産は、過去5年間で5つのプロジェクトを共同して手掛けてきました。
ナムロンのジェネラルダイレクター、チャン・シュアン・ゴック氏は、両社の協力関係が、住宅や土地開発だけにとどまらず、商業不動産やリテール、ホテルセグメントなどに拡大することを期待していると述べています。
(出所:Vietnam Plus)
(画像:Photo by Tam Mai on Unsplash)
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