2021/08/09
[マレーシア] パビリオンREITの2Q利益104%増
パビリオン不動産投資信託(REIT)の2021年6月30日で終了した第2四半期の純利益が104.3%増の2,041万リンギット(約5.3億円)となりました。前年同期は999万リンギット(約2.6億円)でした。
パビリオンREITが2021年8月5日にマレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)に届け出た資料によると、売上は前年同期の1億2,639億リンギット(約32.9億円)から1億2,478万リンギット(約32.4億円)にやや落ちましたが、不動産営業費用の削減と2020年第2四半期はテナント向けの賃料サポートが多かったことで、今期の純不動産利益は850万リンギット(約2.2億円)つまり21.9%増の4,760万リンギット(約12.4億円)となりました。
2021年上半期については、売上は前年同期の2億6,070万リンギット(約67.8億円)から2億5,100万リンギット(約65.3億円)となり、純利益は前年同期の4,459万リンギット(約11.6億円)から15.9%改善して5,166万リンギット(約13.4億円)となりました。
2021年前半期のユニットあたりの分配可能利益は、13.7%増の1.83セン*となりました。2020年前半期は1.61センでした。支払は、2021年9月10日だということです。
*100セン=1リンギット、1リンギット=約26円
パビリオンREITは、政府の安全ガイドラインを遵守しつつ、事業活動の回復に集中したと述べています。
「リベートや、デジタル販促、ドライブスルーのピックアップエリアなどで小売店をサポートする傍らで、コミュニティメッセージは必要不可欠なビジネスのアップデートなどを届けることで、消費者のエンゲージメントを維持ました。」
「ショッピングや食事のクーポンの抽選などを行う主要なプラットフォームとして、ソーシャルメディアを主に使用しました。」と同社は話しています。
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(出所:Bernama)
(画像:Photo by qaz farid on Unsplash )
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