2020/08/27
[マレーシア]ペナン州医療観光客を禁止
マレーシアのペナン州は、2020年8月17日(月)、新しく健康と安全に関する手順が設定されるまで、医療目的での海外からの到着を禁止しました。
ペナン州では、3か月以上も新規感染者が出ていなかったにもかかわらず、新規感染者が見つかったことから、当局はその直前の週末に、ペナン島内の複数の地域で活動制限を強化したところでした。
ペナン州政府の声明によると、14日(金)にインドネシア人の患者が3名、私立病院での治療を受けるために、特別便でペナン州に到着しました。2名ががん、1名は早急な治療が必要であったということです。
チョウ・コン・ヨウ州知事は、「残念ながら、州政府はこの「急な」到着の知らせを受けていなかった」として、禁止を発表しました。
州政府は、これら3名の患者が、Covid-19検査で陽性だったのかどうかについては触れませんでした。しかし、州知事によると、ペナン州当局は、これらの患者がすべての標準作業手順(SOP)に従っていたという連絡を受けたということです。
医療目的での入国禁止は、保健省が医療観光に対応する手順を最終的に設定するまで有効となります。
格安航空会社エアアジアグループのデジタルプラットフォーム「AirAsia.com」は、同金曜日、インドネシアのメダンからペナンに向けて初となる医療チャーター便を飛ばしたと述べています。ジャカルタから別のチャーター便が月曜日に飛ぶ予定になっていました。
ペナン州当局はまた、医療観光に関わるすべての機関に対して、通知し情報提供するよう命じました。
マレーシアは、8月16日(日)、非常に感染度の高いウイルスの変異体を発見したと発表しています。8月26日現在、感染者は合計で9,291人となっています。
(出所:Business Times)
(トップ画像: Jair Lázaro on Unsplash )
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