[マレーシア]ペナン・セントラル開発第二フェーズ来年にも本格始動

2020/02/26

[マレーシア]ペナン・セントラル 第二段階 来年本格稼働

ペナン州バタワース:総費用数十億リンギットにおよぶペナン・セントラル複合開発プロジェクトの第二フェーズが、来年にも本格的に動き出します。


このフェーズには、オフィスタワーとショッピングモールの開発が必須となると、MRCB(マレーシア・リソーシズ)ランド社(MRCB Land Sdn Bhd)CEOのレイモンド・チア氏は述べました。


オフィスタワーと商業施設の誕生で、セベランプライ市内最大の都市集落であるバタワースの交通ハブが促進されると、チア氏は語ります。


「我々は市場にアクセスしています。モール建設の前に、オフィスタワーを建てて先に人口を確保するかもしれません。」インタビューでチア氏は述べました。

ペナン・セントラルプロジェクトは、商業、住宅、および工業用不動産で構成される地域に位置しており、チア氏は新規開発に対して強気の姿勢を表しました。
「(開発サイトには)貨物ハブと石油基地があります。さらに北には停泊および貯蔵ができるノース・バタワース・コンテナ・ターミナル(NBCT)があり、さらに南には軽・重工業を扱うプライ工業団地があります。我々はオフィススペース、商業施設、マンション増設の必要性があると考えています。」

ペナン・セントラルプロジェクトはペナン・セントラル社(Penang Sentral Sdn Bhd)が手掛け、9.2ヘクタールの土地に位置します。総開発価値は29億リンギット(約753億3,054万5,237円)と推定され、今後10〜12年をかけて完成が予定されています。

今後さらに続くフェーズでは、ビジネスホテル、小型オフィス、ホームオフィスやサービスアパートの建設も予定されています。

ペナン・セントラルはバス、鉄道(マレーシア鉄道公社(KTM Bhd)エレクトリック・トレイン・サービスおよびKTMコミューター・サービス)、海上輸送の総合ハブであり、費用は2億3千万リンギット(約59億7,449万1,519円)。


フロア数は全部で9つあり、3階が主要送迎ポイント。1階は急行およびステージバス乗客用フロア、2階はバス乗車券購入用の乗り換えフロアがあります。3〜5階には小売店やフードコート、6〜9階は駐車場が設備されています。


2018年末にオープンしたこの交通ハブの乗降客は1日当たり4,000人。


チア氏によると、2018年11月の稼働開始以来、店舗稼働率は82%であり、年内には100%に達する見込みということです。


主要テナントにはペナン・ポート社(Penang Port Sdn Bhd)も含まれています。


(出所:New Straits Times


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