不動産コンサルタント会社ジョーンズラングラサール（JLL）とラサール・インベストメント・マネジメントが発表している2022年グローバル不動産透明性インデックス。12回目となるインデックスの発表で、フィリピンは94か国中42位にランクインし、前回から順位を2つ上げました。

▼アジア太平洋地域のインデックスランキング

2年に1度発表されるこのインデックスは、総合点1～5で判定されます。1に近づくほどに透明性が高くなります。フィリピンの2022年の総合ポイントは2.91で、アジア太平洋地域ではスリランカ（64位）、マカオ（55位）、ベトナム（52位）に次いで4番目に透明性が低い国でした。

▼フィリピンの項目ごとのスコア

レポートでは、反マネーロンダリング法の対象範囲が不動産にも広げられたことで、国の透明性は向上したと述べられています。

（出所：Business World Online）

（画像：UnsplashのWilhelm Gunkelが撮影した写真）