[フィリピン] 2020年第3四半期のGdp11.5%収縮

フィリピンの2020年第3四半期のGDPは対前年同期11.5%の縮小となりました。政府は最悪期は脱したとの見方を示しています。

[フィリピン] 2020年第3四半期のGDP11.5%収縮

フィリピン国内の多くの地域が、長引くCovid-19のためのコミュニティ隔離措置の下におかれ、2020年第3四半期の経済も縮小しました。しかし、第2四半期に記録した過去最悪の16.9%縮小と比較すると、ややゆっくりしたペースの前年同期比11.5%となりました。


▼対前年同期のGDP成長率(出所:Philippines Statistics Authority


ロックダウンの規制が緩和され、経済が徐々に再開するにつれ、7月から9月の国民総生産(GDP)は前期比では8%増となりました。


農業がかろうじて前年同期比でプラスを記録した以外、工業とサービス業はマイナスでした。しかし、すべての産業が第2四半期の谷と比較すると成長を見せました。


政府は、今年のフィリピン経済について、4.5%~6.6%の縮小(平均5.5%)を予測していますが、今回の第3四半期の結果を受けて、さらなる見直しを行うことにしています。


社会経済計画省カール・ケンドリック・チュア長官代行は、政府の経済担当チームは「最悪期は過ぎ去った」として楽観的な見方を示しているといいます。第3四半期のGDPが予想より悪かったことについては、国の経済の半分を担うメトロマニラと近隣4州が8月の2週間、より厳しいロックダウンに戻ったことと、公共交通機関の不足により労働者の中には仕事に戻りたくても戻れなかった者がいたことの結果だと説明しています。


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(出所:Business Inquirer

(トップ画像:Image by David Mark from Pixabay )