[フィリピン] 投資委員会、アマゾンの5億2,400万ペソプロジェクトを承認

2022/08/23


フィリピン投資委員会(BOI)は、アマゾンの国内事業単位として5億2,430万ペソ(約13億円)のバーチャル・カスタマーサービスプロジェクトを承認したと述べました。


BOIは、パサイ市のSMモール・オブ・アジア・コンプレックスの新しい事業所にバーチャル・カスタマー・サービスのために、アマゾン・オペレーション・サービス・フィリピン社(Amazon Operation Services Philippines Inc. (AOSPI) )を登録する申請を承認しました。


貿易省の次官かつBOIのマネージングヘッドであるセフェリノ・ロドルフォ氏は、「これは、より多くの投資が国の経済、特にIT-BPM業界に注入される始まりに過ぎません。」と声明で述べています。


BOIに登録された法人は、税制優遇措置などの財政的インセンティブに加えて、非財政的な恩恵も受けることができます。


AOSPIは、リモートの技術的サポートサービス、IT開発、カスタマーサポート、カスタマーケアサービス、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)やバックオフィスサポートなどを行うことになっています。


AOSPIはすでに、メトロマニラに1拠点、セブシティに2拠点を持っており、今回のプロジェクトで4拠点目になります。


AOSPIのサポートサービスには、システム、ハードウェア、ソフトウェア、バックオフィス関連の人材の支援も含まれています。


BOIは、このアマゾンのプロジェクトにより、1,058人の雇用を生み、経済に9億5,950万ペソ(約23億円)の貢献し、世帯収入に6億1,690万ペソ(約15億円)を増やすことができると述べています。



 
(出所:Business Inquirer

(画像:Photo by kate.sade on Unsplash)