2023/05/29
フィリピン投資委員会(BOI)は、今年1.5兆ペソの投資コミットメント目標が達成されることに自信を見せています。
貿易次官兼BOI代表のセフェリノ・ロドルフォ氏は、2023年5月末に行われたインタビューで、いくつかの大きな再生可能エネルギー(RE)プロジェクトが年内に承認される見込みであることを明らかにしました。
「これらの再生可能エネルギープロジェクトは本当に大きなもので、だからこそ我々は1.5兆ペソの(目標)達成を確信している」と自信を見せました。
ロドルフォ氏によると、洋上風力発電と浮体式太陽光発電など、1件当たり平均20億ドル規模の再生可能エネルギープロジェクトが、少なくとも5件承認される見込みです。また、予想される投資のほとんどは、現地のパートナーを持つ外国企業によるものであるということです。
今年の第1四半期、BOIの投資認可はすでに4,633億ペソ(約1.2兆円)に達しています。
その大部分は、不動産、製造業、行政サービス、輸送・貯蔵、農業に投資されるものです。
BOIは当初、今年の投資目標を1兆ペソに設定していたが、第1四半期に予想以上の成果があったため、フェルディナンド・R・マルコス・ジュニア大統領から1.5兆ペソに引き上げるよう指示があったということです。
ロドルフォ氏は投資額の増加について、国内の再生可能エネルギー分野を外国人所有に完全に開放する動きが、より多くの外国投資の誘致に貢献したと述べました。
昨年、司法省は、太陽光、風力、水力、海洋・潮流エネルギーなどの天然資源は、外国人所有権に関する憲法上の制限の対象外であると発表しました。
「私たちが行ったのは、洋上風力発電を含むREへの外国人持分を100%認めることです。以前は60対40だったので、それが外国人の参入を妨げていたのです」とロドルフォ氏は言います。
RE以外にも、ロドルフォ氏は、現在進行中の投資のほとんどは、電気通信部門に投資されるだろうと述べました。
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