2022/07/18
ニューヨークを拠点とするコンデ・ナスト・トラベラー誌(CNT)は、フィリピンを世界で最も美しい国トップ40に選出しました。
フィリピンは、南アフリカ、カナダ、オーストラリア、メキシコ、アメリカと並んで、その自然が生み出すアトラクションが評価されました。
CNTのライター、ケイトリン・モートン氏は、6月2日に執筆した記事の中で、「フィリピンには7,000以上の島があり、それらは簡単に世界で最も美しい場所に数えられます。」と書いています。
「パラワンのプエルト・プリンセサ地下河川国立公園には、マングローブの林、世界で最も印象的な洞窟システムの一つ、そして地下河川があります。ボホール島のチョコレート・ヒルズは、推定1,776個の円錐形の丘があり、なんとも不思議なことに形がみんな同じです。バナウエとフィリピン・コルディリェーラの棚田は、あらゆる緑の色調が詰まったパノラマ眺望があります。」と加えています。
一方で、TIME誌は、ボラカイ島を2022年版の世界で最も素晴らしい場所の一つに選出しました。「生まれ変わったパラダイス(paradise reborn)」と表現しています。
ボラカイ島は、アクラン州のリゾートアイランドで、その他にはない、長い白砂のビーチで有名です。このビーチは、2018年に行われた6か月のリハビリ期間を経て、より綺麗に生まれ変わっています。
今では、ボラカイ島には、障害物のないビーチ、新しい歩道、改善された排水システム、増設された電気三輪車に、拡張された主要道路が備わっています。
TIME誌のリストには、他に、ソウル(韓国)、ドルニ・モラヴァ(チェコ)、歴史的なシルクロード跡地(ウズベキスタン)、ブータン横断トレイル(ブータン)、九州(日本)、アレンテージョ(ポルトガル)などが加わりました。
TIME誌は、特派員や寄稿者の国際的なネットワークを活用し、場所の候補を募ってリストを作成しています。
同誌の7月12日の記事では、「結果:遠く離れたおなじみのスポット50か所。保護活動に参加しながらも海の中の不思議に触れられるグレートバリアリーフから、超ハイテク都市のソウルまで。これらの場所の多くは、経済回復に向けた道のりを歩んでいます。今年は、フィリピンのボラカイ島のパラダイスが再開します。ボラカイ島は、観光公害、そしてCovid-19パンデミックと続き、数年閉ざされた状態が続いていました。」と記載されています。
(画像:Photo by Laurentiu Morariu on Unsplash )
もっと詳しく知りたい方はこちら