[フィリピン]ロックダウンを4月末まで延長

フィリピンのドゥテルテ大統領は、4月7日(火)、フィリピンの人口の半数以上を対象としたルソン島全域のロックダウン/自宅隔離の延長を承認しました。

[フィリピン]ロックダウンを4月末まで延長


フィリピンのドゥテルテ大統領は、4月7日(火)、フィリピンの人口の半数以上を対象としたルソン島全域のロックダウン/自宅隔離の延長を承認しました。

強化されたコミュニティの隔離措置(Enhanced Community Quarantine)は、4月13日0時をもって終了の予定でしたが、カルロ・ノグラレス大統領府長官は定例の記者会見で、4月30日まで延長することを発表しました。

フィリピンは、初の国内感染が確認されてたのを受けて、1か月ほど前から首都マニラを含むルソン島全域に人々の行動を制限する措置が取られています。



ドゥテルテ大統領が韓国とほぼ同じ大きさのルソン島全域を対象にロックダウンを発令したのは3月16日。外出禁止令、チェックポイント、業務停止、公共交通機関の停止などを含む、アジアでも最も厳しい措置のひとつをとっています。


ノグラレス大統領府長官は、強化されたコミュニティ隔離措置の効果が見えてくるのは4月中旬以降として、その効果を測るためにも、4月30日まで延長することにしたと話しています。ルソン島全域のロックダウンにより、大流行の「カーブを平らにする」ことができているかどうかを断言するには時期尚早だと強調しました。

ノグラレス大統領府長官はまた、ロックダウンを緩和できるかどうかを判断するために、防疫官が日当たり13,000から20,000件の感染が疑わしいケースのテストにあたっていると述べました。ロックダウンにより、大規模な失業が発生、経済に影響を与えています。

ルソン島には6千万人もの人々が住み、フィリピンのGDPの約70%を産出していると言われています。

すべての国内線と船の便は、必要不可欠な物品を運搬するものを除いては停止しています。

メトロマニラとルソン島のその他の地域にある企業は、食料品、医薬品、ユーティリティ、銀行、通信、物流会社を除いて、活動を縮小しています。

検問やバリケードのネットワークがルソン島全域に敷かれています。

アジア開発銀行は、フィリピンのGDPについて、昨年の5.9パーセントから2パーセントに下落すると予測しています。マニラの港には受け取り手のない貨物が積みあがった状態になっていると言います。


ドゥテルテ大統領は、今週行われたテレビ演説で、「まだ終わりが見えません。いつ終息するのかもわかりません。まだ感染者数は増え続けています。」とコメント。今は感染者の手当と国民の生活を守ることが必要として、ワクチン、抗体療法、または治療薬が利用可能になるまでは、フィリピン最大の人口を抱えるルソン島のロックダウンを完全に解除することはないだろうと述べています。


フィリピンは、現在、東南アジア諸国の中で最多の新型コロナウィルス(Covid-19)の感染者数を抱えています。これに続くのは、インドネシア、マレーシア、シンガポールです。(▼Worldometerより、4月17日午後12:20時点)

(出所:ReutersSouth China Morning Post


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