2023/01/19
フィリピンの2022年末時点の海外からの渡航者数が265万人となり、170万人の目標を突破、フィリピン観光業界は、さらなる利益をもたらしました。
ニュースリリースによると、この入国者数は観光収入に換算すると2089億6000万ペソ(約4,888億円)なり、2021年からなんと2,465.75パーセントの増加となっています。
観光局(DOT)のモニタリングによると、2022年2月にすべての渡航者に対して入国制限を緩和してから12月末までの期間のうち、渡航者数がピークを迎えたのは12月で、クリスマスと新年の休暇をフィリピンで過ごすことを選択したフィリピン人と旅行者が多かったことを表しています。
昨年の海外からの渡航者265万人のうち、62万8445人がフィリピン帰国者でした。残りの202万人のうち、トップは米国(50万5089人)、続いて、韓国(42万8014人)、オーストラリア(13万7974人)、カナダ(12万1413人)、英国(10万1034人)、日本(9万9557人)、シンガポール(5万3448人)、インド(5万1542人)、マレーシア(4万1805人)および中国(3万9627人)からの観光客でした。
また、2022年には、推定523万人の観光関連雇用が創出され、2022年12月29日時点で1万1989社のDOT公認観光事業者、2万5770人の観光関係者が研修を受けたということです。
観光局のクリスティーナ・フラスコ長官は、フェルディナンド・R・マルコス・ジュニア大統領の政権発足からわずか6カ月でのこの成果に非常に満足しているようです。
観光業界の成長は、新型コロナウイルスの大流行がもたらした未曾有の危機から回復するために、業界全体が懸命に努力したことを明確に示しているとコメントしています。
「大きな困難の瞬間は、大きなチャンスの瞬間でもあります。過去に、私たちは世界的なパンデミックを克服し、さまざまな災難を乗り越えてきました。フィリピンの観光業界は期待以上の成果を上げることができており、私たちの観光パートナーやフロントライナーは、フィリピンの優しさと最高のおもてなしを世界に提供し続けています。」と、フラスコ氏は声明で述べています。
「私たちは、フィリピンの観光がこれまで以上に力強く立ち直ることに感謝し、期待を込めて2023年を迎えます。受賞歴のあるビーチを訪れ、豊かな文化を体験し、世界的に有名なフィリピンの優れたサービスを享受する世界中の旅行者を、温かく、フィリピン人ならではの笑顔で迎えます。」と付け加えました。
フラスコ氏は、また、アジアの観光大国としてフィリピンの観光産業を発展させるべく、旅行者、観光関係者、国家機関、地方自治体、ホストコミュニティといった観光関係者に対して、引き続き協力し合うことを期待するとも述べています。
フィリピンのベストビーチの一つ、エル・二ド。
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(画像:UnsplashのEibner Salibaが撮影した写真)
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