[フィリピン] 2023年第1四半期の住宅価格10.2%上昇

2023/08/29


2023年第1四半期2023年第1四半期、フィリピン全土における新築住宅の住宅不動産価格は、前年同期比で10.2%上昇しました。



フィリピン中央銀行(BSP)が2023年7月末に発表したレジデンシャル不動産価格インデックス(Residential Real Estate Price Index(RREPI))によると、住宅価格は前四半期比でも1.4%上昇しました。



BSPによると、マニラ首都圏(NCR)の住宅価格は、コンドミニアムの価格の下落がデュプレックス、一戸建て、タウンハウスの価格上昇を抑える形となり、2022年第4四半期の16.1%上昇から、前年比7.3%の上昇に減速しました。NCR以外の地域では、住宅価格は11.4%上昇しました。



前四半期比では、住宅価格はNCR以外の地域では4.4%上昇しましたが、NCRでは4.3%下落しました。



▼エリア別のレジデンシャル不動産価格インデックス(RREPI)(出所:フィリピン中央銀行)


住宅タイプ別にみると、デュプレックスが22.1%、一戸建住宅が17.0%、タウンハウスが1.8%、コンドミニアムが1.2%それぞれ上昇し、全国のRREPIの前年比上昇に寄与しました。



一方、RREPIの前四半期比1.4%上昇に貢献したのは、一戸建て住宅(4.7%上昇)とタウンハウス(3.8%上昇)の価格上昇でした。デュプレックスとコンドミニアムの価格は、前四半期比でそれぞれ16.4%と5.1%下落しました。



▼住宅タイプ別のレジデンシャル不動産価格インデックス(RREPI)(出所:フィリピン中央銀行)



BSPによると、すべてのタイプの新築住宅に対して銀行が融資した住宅不動産ローン(RREL)の件数は、前年同期比で16%増加しました。このうち、NCRのローン件数が16.5%、NCR以外のエリアのローン件数が15.7%増加しました。



前四半期比では、NCRで13.2%とNCR以外のエリアで7.1%、RRELが減少したため、全国のローン利用件数は9.1%減少しました。



国内の新築住宅の平均評価額は、1平方メートル当たり73,724ペソ(約19万円)に達しました。NCRの1平方メートル当たりの評価額は123,053ペソ(約32万円)で、全国平均およびNCR以外のエリアの平均評価額51,459ペソ(約13万円)を上回りました。



(出所:Manila StandardBangko Sentral ng Pilipinas
(画像:UnsplashKostiantyn Liが撮影した写真)



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