2018/01/29
マレーシア不動産人気エリア、大公開!
モント・キアラ、アンバン、スバンジャヤは日本人向けのサービスが充実したエリア バンサー/ダマンサラハイツ、KLCC/ブキッ・ビンタンは不動産価値上昇中 |
前回は、マレーシアで外国人が不動産を購入すること、についてご紹介しました。今回は、マレーシアの不動産で人気のエリアや特徴などを詳しくご紹介します。
モント・キアラ(Mont Kiara)
クアラルンプール中心部から車で約20分ほど、高層コンドミニアムが立ち並ぶ高級住宅街です。日本人学校の通学バスルートに位置しており、日本人向けの病院などもあるため、家族連れの日本人が多く居住しています。「日本人街」と言われることも。
クアラルンプールを代表するインターナショナルスクールがいくつもあるため、欧米人も多いエリアです。「ワンモントキアラ」「プラザモントキアラ」「モントキアラソラリス」といったショッピングモールがあり、日本食を扱うスーパーも豊富で、日本食には困らないようです。ただし近くに駅がないため、タクシーかバスでの移動となります。
バンサ-/ダマンサラハイツ(Bangsar/Damansara Heights)
クアラルンプールの中でもっとも高級な住宅街のひとつで、特に西洋人に人気のエリア。ダマンサラハイツは一戸建てが中心の住宅地で、バンサーは一戸建てとコンドミニアムどちらもあるエリアです。LRT(高架鉄道)のバンサー駅は主要な住宅街から離れていましたが、近年開通したMRT1号線のプサット・バンダル・ダマンサラ駅が住宅地の近隣に新設され、アクセスが改善しました。
「バンサービレッジ」や「バンサーショッピングセンター」といったショッピングモールが近く、周囲にはレストランやカフェなども豊富です。広い敷地に贅沢に建てられたメンテナンスの良いコンドミニアムが多いため、このエリアの不動産価値は上昇しているようです。
KLCC/ブキッ・ビンタン(Kuala Lumpur City Centre/Bukit Bintang)
クアラルンプールの商業・ビジネスの中心地で、ペトロナスツインタワーがシンボルとして有名なエリア。オフィスやショッピングモール、ホテルなどの高層ビルが立ち並び、あらゆるものがそろっているため、生活するには非常に便利です。伊勢丹やイオンなど、日系のデパートやスーパーも近く、日本人が多く住んでいます。
ツインタワー周辺の「マヤング通り」や「Pラムリー通り」沿いに高層コンドミニアムが集中しており、不動産価格はクアラルンプールの中でも特に高くなっています。モノレールやLRTも通っており、公共交通機関での移動も便利です。
アンバン(Ampang)
KLCCに隣接し、外国大使館やハイクラスホテルが立ち並ぶ閑静な高級住宅街です。新しい高層コンドミニアムも開発されていますが、比較的古い物件が多く、邸宅タイプの高級物件が多くなっています。かつては外国人が多いエリアでしたが、KLCCやモント・キアラのコンドミニアム開発に伴い、そちらのエリアへ日本人を含めた外国人が住むようになったようです。
有名なインターナショナルスクールや、日本語対応もできる病院もありますので、家族連れの日本人には依然として人気があります。
KLセントラル(KL Sentral)
クアラルンプールの中心部から車や公共交通で15分ほど、KLセントラル駅を中心とする広大な再開発エリアです。元はブルックフィールズと呼ばれるインド人街で、現在も残るインド人街の町並みと近代ビルが立ち並ぶ開発地区とのコントラストを見ることができます。KLセントラル駅からはクアラルンプール国際空港まで特急電車で約30分、空港までのアクセスも良いです。
ミッド・バレー(Mid Valley)
マレーシア最大級のショッピングモール「ミッドバレーメガモール」と、それに隣接する高級モール「ガーデンズモール」を中心としたエリア。伊勢丹やイオン、ダイソーやユニクロといった日系ショップがあるため、エリア内で生活を完結することも可能です。また、ミッドバレーから徒歩圏内には日本人会もあり、周辺のコンドミニアムには日本人が多く住んでいるようです。
ブキジャリル/スリぺタリン(Bukit Jalil/Sri Petaling)
クアラルンプールの中心地から南に位置し、国立競技場やゴルフリゾートのある緑豊かな郊外エリア。大学や研究所も多く、学園都市の側面も。 公共交通のインフラ拡充やコンドミアム建設が相次ぎ、再開発地域として注目されています。
スバンジャヤ(Subang Jaya)
クアラルンプールの中心部から車で30分ほど、セランゴール州の商業・住宅地となっています。大学や公園が多く、比較的緑の豊かなエリアです。周囲には日系企業が多いため、日本人が多く住んでいます。日本食レストランや日本食を扱うスーパーも多数あることから、日本人が暮らすには比較的便利なエリアと言えます。
プトラジャヤ(Putrajaya)
クアラルンプールとクアラルンプール国際空港の中間に位置する新行政都市。ハイテク新興エリアであるサイバージャヤが隣接しており、人口が増加しているエリアです。
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