ベトナム不動産人気エリアマップ

2018/01/29

ベトナム不動産人気エリア、大公開!

ホーチミンで日本人に人気5エリア
ハノイで暮らすのに便利な人気4エリア


前回は、ベトナムで外国人が不動産を購入すること、についてご紹介しました。今回は、ベトナムの不動産で人気のエリアやその特徴などを詳しくご紹介します。


【ホーチミン】


  • 1区

ホーチミン市の行政・経済の中心地で、生活するにはとても便利な場所です。デパートやスーパー、コンドミニアムも多いエリアとなっており、不動産価格は非常に高いです。「日本人街」と言われるのレタントン通りには、数多くの日本食レストランがあります。常に活気のあるエリアですが、米国領事館やフランス領事館より北西側は、落ち着いた雰囲気となっています。

観光地としても有名で、サイゴン大教会、旧大統領官邸の統一会堂、水上人形劇で有名なベトナム歴史博物館、日本とも縁のある永厳寺などもこのエリアです。空港まではタクシーで20分ほどの距離にあります。

  • 2区

閑静でおしゃれなエリアです。特にタオディエンと呼ばれる閑静な住宅街には、高級コンドミニアムやヴィラが多く立ち並んでいます。インターナショナルスクールがあり、欧米人を中心に外国人が多く住んでいます。洋風のおしゃれなレストランやカフェが多く、川に囲まれた環境でのんびりと静かに過ごすことができます。日系幼稚園があり、日本人の居住者も増えてきているエリアです。

ホーチミン市の中心部からは車で20~30分の距離。2011年にトゥーティエムトンネルが開通されてからは、1区までのアクセスが改善されました。現在、メトロが通る予定の駅前では、大規模な商業・住宅開発が進んでいます。

  • 3区

ホーチミン市の中心にあり、人気のある1区と同様に便利なエリアです。中心地から車で10分ほどのロケーションで、日本人が多く住んでいます。スーパーやコンビニも多く、日本食レストランも増えてきているので、日本人が生活するには非常に便利です。日本総領事館もこのエリアに移転してきました。

中心部の1区に比べると高層ビルが少なく、ヴィラが立ち並んでいます。これらのヴィラは、オフィスやレストランとしても利用されており、1区と同様にホーチミン市の中でも商業エリアとなっています。1区と比べて、不動産価格は低くなっています。


  • 7区

日本人学校やインターナショナルスクールがあるため、日本人でも家族連れの多いエリアです。近年では、コンドミニアムやオフィスが建設されたり、道路が整備されたり、急速に発展している新興住宅地となっています。緑が多く、外資系の病院や大型のショッピングモールなどもあり、生活に不便はありません。

韓国人学校や台湾人学校もあり、高級住宅街であるフーミーフンエリアには、アジア系外国人が多数居住しています。

ホーチミン市の中心部からは、車で約30分のロケーション。渋滞を考慮し、中心地へ引越しする人もいるそうです。


 ビンタイン区

1区と2区の中間に位置し、「日本人街」と言われるのレタントン通りまでタクシーで5分ほど。日本人が多く住む外国人に人気のエリアです。近年では、大型のコンドミニアムが建設されていることや、中心部と比べると比較的割安な不動産物件もあることから、人気が高まっています。

ただ、海抜が低いため、豪雨によって冠水することもあるようです。


【ハノイ】


  • ハイバーチュン区・ホアンキエム区(旧市街)

ハノイの経済やビジネスの中心地で、オフィスビルが立ち並んでいます。観光地としても有名で、ハノイ大教会やドンスアン市場のあるエリアです。ショッピングモールや日本食レストランもあり、生活するには便利です。不動産価格はハノイの中で最も高くなっています。

  • タイホー区

ハノイの北部にある西湖周辺の閑静な住宅街。湖畔にはコンドミニアムが立ち並び、日本人を含む外国人が多く居住しています。欧米系のレストランが多く、病院や大型スーパーなどもあり、非常に便利なエリアとなっています。旧市街から車で15分ほど、空港への移動にも便利なロケーションです。

  • バーディン区

大型のオフィスビルが立ち並び、日系企業も多く進出しているエリアです。日本食レストランや日本食材を扱ったスーパーもあって、生活するには便利です。ハノイの中心に位置し、どこのエリアにも簡単に行くことができます。

  • コウザイ区

ハノイ市の西部に位置し、オフィスビルやコンドミニアムの開発が進んでいる新興エリアです。中心部から離れているため、不動産価格は比較的安くなっています。日系企業が複数進出してきており、日本人学校のあるエリアでもあるので、家族連れの日本人には便利です。