[マレーシア]PPBグループの3億リンギット複合用途開発が完成間近

2021/09/14


スランゴール州ペタリンジャヤのタマン・メガにある3億リンギットの複合用途開発プロジェクト「メガ・ライズ」の完成が近づいています。


▶タマン・メガ(Taman Megah)はクアラルンプールに隣接するペタリンジャヤ内


親会社であるPPBグループによると、39階建てのレジデンシャル棟の頂上部分の完成は、2021年9月末になるということです。


PPBは、2018年3月、タマン・メガのミン・ティエン・フードコート跡地にメガ・ライズプロジェクトを発足させました。


メガ・ライズには、4階建てのリテールエリアと、228戸のアパートメントユニットがあり、ユニットサイズは約80平米~162平米だということです。


2017年にソフトローンチを迎え、プロジェクトはアパートメント部分の50%の予約を確保しました。


ユニットは894,800リンギット、平米当たり約9,580リンギットでした。


2021年9月現在では、ユニットの約6割が売約済みで、現在の価格は、平米当たり約11,625リンギットとなっています。


ユニットに含まれる器具・備品には、BUENOSブランドのデザイナーズキッチンキャビネット、Boschのキッチン家電、Villeroy-Bochの洗面用品、無垢材フローリングなどがあります。


1ベッドルームから3+1ベッドルームまで、8つの部屋タイプがあります。


大きな家族用に、4+1ベッドルームのデュプレックス・ペントハウスも用意されていm佐生。



PPBプロパティーズのロウ・エン・フーイCEOは、鍵の引き渡しは来年6月ごろの予定だと話しています。


また、リテールスペースのオープンは、2022年後半期の予定です。こちらには、地元のブランド、ダイニングエリア、高級日用品、共用エリアに多目的ホールなどが入ります。


PPBプロパティーズは、1982年に創業、これまでにレジデンシャル、リテール、商業不動産を手掛けてきました。


メガ・ライズが、SS2、タマン・マヤン・ジャヤ、タマン・ブキット・エマス、ダマンサラ・ジャヤといったエリアにほど近い活気あふれるタマン・メガエリアを補完する目的で設計されたものです。


PPBプロパティーズが手掛けるプロジェクトには、ジョホール州イスカンダル・プテリのサザンマリーナ・レジデンシーズ、ペナンのタマン・タナアマン、クダ州のタマン・シナールメンタリなどがあります。


PPBプロパティーズはほかに、リテールプロジェクトの所有・管理も行っています。代表的なものに、クアラルンプールのショッピングモール2棟(チェラス・レジャーモール、ザ・リンクKL)、ペナンのニューワールド・パーク、ザ・ホワイトアウェイズ・アーケードなどがあります。



(出所:New Straits Times

(画像:Image by joffi from Pixabay)