2020/06/12
[フィリピン] 今後のロックダウンはいかに?発表は6月15日
ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、国内で実施されている複数段階のロックダウン措置について、今後解除するのか、延長するのか、または修正を加えるのかについて、2020年6月15日に発表をすることになっています。
大統領府ハリー・ロケ報道官は、新型コロナウィルス対策の省庁横断タスクフォースはすでに提言を出しているが、まだ最終ではないので変わる可能性があるとしています。
メトロマニラ、カガヤン・バレー地方、中部ルソン地方、カラバルソン地方、パンガシナン州、アルバイ州、西ビサヤ地方、セブ市、マンダウエ市、ダバオ市は現在、6月15日まで「一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)」となっています。
一方で、国内その他の地域は、政府が実施するコミュニティ隔離措置の中でも最も緩和された、「修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)」が実施されています。
ロケ報道官は先に、Covid-19の感染が多く見つかったメトロマニラについても、まだMGCQに一段階引き下げられるチャンスもあるし、引き続きGCQとなる場合もあるとコメントしています。
2020年6月11日現在、フィリピンのCovid-19感染者数は全国で23,732人、うち4,895人が回復、死者は1,027人となっています。
このうちの半数以上に相当する12,831人がメトロマニラでした。
(出所:Inquirer Net)
(トップ画像:Eldon Vince Isidro on Unsplash)
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