[フィリピン] 不動産は危機に負けない投資

2022/03/23


フィリピンのオンラインニュース「Business Inquirer」に、コロナ禍に不動産投資をする意義についての記事がありましたので紹介していきます。


新型コロナウイルスの大流行で、人々、企業、そして経済に脅威を与え続けていますが、私たちは、うまく生活を適応させてきました。


テレワークにより、自宅から出ることなく、従業員は生産性を保ち続けることができました。オンラインラーニングにより、学生が学びを続けることもできています。


しかし、在宅ワークやディスタンスラーニング(遠隔学習)には、犠牲もつきものです。必要な設備を整える以外に、最も重要なものとして、仕事の家族とを物理的に隔てるような、専用のスペースがあるか否かです。


自分のスペースがあるということは、仕事や勉強をするにあたって便利なだけでなく、家族で陽性者が出た場合の隔離に使うことができます。



コロナ禍での投資

パンデミックは、マイホームを持つことの重要性を強調する結果となり、不動産投資は、コロナ禍にあっても活発に行われています。投資用に購入した物件をゆくゆくは自分で使用するも良いですし、自分の子どもや孫のために残すこともできます。


不動産投資は、お金の安心な避難場所ともなります。価格が上昇する資産を購入するからです。賃貸をすることで、収入源をもう一つ作ることができます。持っておくことで、定期的な賃料収入を得るだけでなく、長期的な価格の上昇からも恩恵を得ることができるのです。



それでは、不確定性と変動性にあふれる市場で、どのような点に注意していくべきかを見ていきます。



「安い」と「手頃な値段」は違う

現在フィリピンには沢山のプロジェクトがあり、予算にあわせた投資が可能になっています。ただし、「安い」と「手頃な値段」は同義ではないことを覚えておかないといけません。


評判の良いデベロッパーの、手頃な値段かつ品質のよい物件を探してみましょう。最初に出し惜しむと、修理や改修・ダメージにより多くのお金を費やして終わることもあり得ます。そのためには、業界でも評判のいいデベロッパーを探すことで、お金も、苦労も、悩みの種も失くすことができるのです。


評判のいい大手を狙う理由は他にもあります。大手は、物件を入居可能な状態で引き渡す「成功率」が基本的に高いです。購入者が第三者を雇って、消毒、清掃、片付けなどをする必要はありません。


購入資金に充てるために銀行から借り入れを行う場合でも、銀行から承認を受ける可能性も高くなります。もしローンの返済ができなくなっても、銀行は高品質な物件を担保に取れることが分かっているからです。


また、その物件を賃貸に出したり、売却したりするにしても、ブランドそのものが借り手・買い手をつきやすくしてくれます。


不動産投資を価値あるものにするためには、評判の良い確立されたデベロッパーから購入するなら間違いないと言えると、記事は締めくくっています。





(出所:Business Inquirer