2021/09/02
フィリピンの大手デベロッパーの一つ、ロビンソンズランド(Robinsons Land Corp.(RLC))は、2021年上半期の利益が約50%増加したと発表しています。
フィリピン証券取引所に提出された届出によると、RLCの2021年1月~6月期の純利益は54.5億ペソ(約120億円)で、前年同期から48%増となりました。
「2021年上半期の力強い成長は、RLCのコアビジネスが着実に回復してきていることで達成されたもので、コアビジネスの純利益は51%増となりました。」
RLCはまた、中国・成都の「バン・ビアン・ジエ(半辺街)」プロジェクトの利益および、ケソンシティのブリッジタウン・デスティネーション・エステートの土地区画の販売による利益も計上されていると説明しています。
四半期別では、第2四半期(2021年4月~6月)の利益は25.6億ペソ(約56億円)となり、昨年同時期の数値を「約4倍」超過しているということです。モール、オフィス、ホテル、工業不動産における顧客活動・エンゲージメントの増加と、不動産開発、およびレジデンシャル運営が貢献しました。
RLCはまた、成都の半辺街プロジェクトの投資資金として2億USドル(約220億円)をフィリピンに回帰させたことで、投資資金の89%を回収することができたとも報告しています。
▼成都の半辺街プロジェクト(出所:Robinsons Land)
この半辺街プロジェクトは、フェーズ1のコンドミニアムユニットの引き渡しを終え、105.1億ペソ(約231億円)の収益を計上しています。
同社の前半期の業績は、会社の回復・成長への道筋をつける戦略的な取り組みが成功したことの証である、とRLCの社長兼CEOのフレデリック・ゴー氏は述べており、今後も新しいオポチュニティを開拓し、「アジャイル(機敏な)」にイノベーションを追い求めていくことを誓っています。
▶Robinsons Landのプロジェクト「The Sapphire Bloc South Tower」
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(出所:CNN Philippines)
(画像:Image by Lorenzo Cafaro from Pixabay)
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