[フィリピン] ロックウェルランド、アンヘレス市へ進出

2021/06/14

[フィリピン] ロックウェルランド、アンヘレス市へ進出


高所得層向けデベロッパー、ロックウェルランド社が、フアン・D.ネポムセノ・リアルティ・グループとの合弁事業を通じて、中部ルソン地方へと進出します。


ロックウェルランドは、その声明の中で、アンヘレス市のネポ・センターの中心に、パンパンガ州初のロックウェルセンターを創る準備ができた、と語っています。




この3.6ヘクタールの敷地は、複合用途開発となる予定で、4棟の中層レジデンシャルビルとリテールエリアが入ることになっています。


マカティ市外では初となるロックウェルセンターには、次のパワープラント・モールも建設されることになっており、厳選されたリテールや飲食ブランドが、その旗艦店と同じテイストを提供することになっています。


完成後のレジデンシャルの住民は、プール、ファンクションルーム、フィットネスジム、多目的コートなどの一流のアメニティに、敷地の70%がオープンスペースという、広々とした芝生やポケットガーデンの新鮮な空気を楽しむことができます。


ロックウェルのトレードマークともいえるこれらの特徴が、ネポムセノグループの商品に添えられる形になります。フアン・D.ネポムセノ・リアルティ・グループは、1979年に設立され、市内のレジデンシャル・商業不動産の管理を行っています。


ネポムセノ・グループは、1921年の設立以来、リテール、ユーティリティ、教育などの分野にも進出しています。代表的なのが、ネポマート、ホーリーエンジェル大学、アンヘレス電気社などです。


その多岐にわたるビジネスはアンヘレスの第1のチャーターシティ(特別開発地区)へと変貌させました。


アンヘレス市ネポのロックウェルセンターは、2021年後半期にオープン予定です。最初のレジデンシャルビルの引き渡しは、2025年第4四半期を目標としており、残りの棟は以降順次発売されるということです。


ロックウェルランドとフアン・D.ネポムセノ・リアルティ・グループとの合弁は、パンパンガ州の富裕市場を対象として、域内のライフスタイルを一段上に引き上げることになるでしょう。


(出所:Manila Bulletin

(画像:Photo by Mj Cordova on Unsplash)