2021/07/07
[フィリピン] ロックウェルランド:オフィス市場2年で回復
不動産デベロッパー、ロックウェルランドは、Covid-19パンデミックがフィリピンのオフィス市場に悪影響を与えたものの、同社は今後2年以内に同セグメントが完全に回復すると予想しています。
ロックウェルランドは、自社の販売・賃貸用オフィスブランドであるロックウェル・ワークスペーシーズ(Rockwell Workspaces)が、その実績と戦略的なロケーションを武器に、力強い稼働率を維持し、値段も上がっていると述べています。
「2020年以前の5年間で、マカティCBD(中心業務地区)の賃料は安定的に上昇し、空室率は5%となっていました。マカティの中でも人気のロックウェルセンター内にある1プロセニウム(1 Proscenium)が、ロックウェル・ワークスぺーシーズの他の開発物件で見られたのと同様に、CBD並みの賃料を取れると期待されています。」
ロックウェルランドは、最近、マカティ市ロックウェルセンターの社会人のための最新のオフィスタワー、1プロセニウムの販売を開始しました。この最新の開発物件が、ロックウェル・ビジネスセンター・オルティガス、ロックウェル・ビジネスセンター・シェリダン、サントラン・タウン・プラザ、8ロックウェルといった、ロックウェルのワークスペースのポートフォリオに加わる形となりました。
ロックウェルランドによると、8ロックウェルは、当初の購入価格から価格が90%上昇したということです。
「このことから、ポートフォリオの多様化を図るためにも、1プロセニウムは理想的な物件です。建物内のオフィススペースは、企業向けに賃貸することもできます。」
プロセニウム・アット・ロックウェル内に位置する1プロセニウムは、21階建てのLEED認証取得済みのビルで、定型レイアウトをビジネスニーズに合わせたフレキシブルオフィススペース640平米としています。床から天井までの窓からの眺めは特別で、中二階部にあるカフェでちょっとしたコーヒーブレイクができるようになっています。
建物は、100%バックアップ電力付きで、RFIDカードシステムを用いた専用アクセス、24時間CCTV監視があり、警備・不動産管理チームが24時間体制で配備されています。
1プロセニウムは、韓国サムスンの最新の可変冷媒流量インバーター空調システムを使用しています。
グリーンビルとして、省エネLED照明と節水設備を活用しています。開閉可能な窓は、換気はもちろん、パッシブ換気を利用して省エネです。
ロックウェルセンターのプロセニウムのコミュニティ内では、建物のプライバシーを守りながらも、近くのリテールエリアを利用できる利便性も兼ね備えています。自転車フレンドリーで、マンダルヨンとマカティ市を結ぶ、完成間近のパンタレオン橋でのアクセスも良好です。
ロックウェルランドは、「これらの特徴が、パンデミックを踏まえた上でオフィススペースを安全かつ適応可能なものにしています」と自信を見せています。
(出所:Business Mirror)
(画像:Image by lifelines from Pixabay )
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