2022/11/10
フィリピンのサスティナブル開発をリードするデベロッパー、アルタランド(Arthaland)が手がけた、サヴィヤ・ファイナンシャル・センターがお披露目されました。式典でテープカットを行ったマルコスJr.大統領は、基調講演で、この新しいファイナンシャルハブは、中小企業が事業に役立つオポチュニティを発見、創造できる場所になるだろうと述べました。
アルタランド、エスクワイア・ファイナンシング、三菱地所との共同開発で完成したサヴィヤ・ファイナンシャル・センターは、タギッグ市のアルカサウス初のグリーンなプレミアムオフィスビルとなります。建物内のサスティナブルな設備が、中小零細企業のビジネスの成長を助けます。
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「この建物に備わったサスティナブルな設備と最先端のテクノロジーは、安全かつ健康的で、より生産性の高い仕事環境を作り出します。これらの設備により、40%もの水・エネルギー削減をすることができます。病院グレードの空気ろ過システムは、24時間、良好な空気質を保ってくれます。サヴィヤ・ファイナンシャル・センターの電気は、建物の運営の脱酸素化を目指して、100%再生可能エネルギーで供給されます。これ以外にも、サヴィヤ・ファイナンシャル・センターには、人や地球にプラスの影響を与える機能が備わっています。だからこそ、グリーンビルに移転する企業が増えているのです。そうすることで、財務面、環境面、社会面で利益があることが分かっているからです。」とアルタランドのダイレクター、エンリケ・Y.ゴンサレス氏は述べています。
サヴィヤ・ファイナンシャル・センターは、多くの企業はもちろん、そういった民間の企業とのより良い連携を求める政府機関にも理想的です。こういった企業や政府機関の、サスティナビリティと従業員の健康を最優先に考えたいという思いと、ビルのサスティナブルな特徴がマッチするのです。
サヴィヤ・ファイナンシャル・センターのあるアルカサウスは、メトロマニラで最も接続性の良い中心的なビジネスとライフスタイルの場所のひとつとなりそうです。特に、首都圏と地方を結ぶ長距離バスの統合乗り換えターミナル「Taguig Integrated Terminal Exchange」が完成すれば、接続性は抜群で、さまざまな交通手段への乗り換えが可能になります。さらに、C5道路への乗り入れ道路、南ルソン高速道路からのスカイウェイからの乗り入れ道路、メガマニラ地下鉄駅、東南メトロマニラ高速道路といった主要インフラに繋がることで、このターミナルの効果は各段に上がり、メトロマニラの他のエリアの交通渋滞を緩和し、アルカサウス内に住む人々、働く人々の移動がスムーズになります。
アルタランドは、手がけたプロジェクトすべてに国内外のグリーン&サスティナブル認証を
取得している、フィリピン国内唯一のデベロッパーです。また、世界グリーンビル協会のネットゼロカーボンビルコミットメントにアジアで初めて署名したデベロッパーでもあります。アルタランドのプロジェクトは100%登録済みで、ネットゼロカーボン認証取得を目指します。
(画像:UnsplashのMarkus Spiskeが撮影した写真)
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