マレーシアのディベロッパー、サイム・ダービー・プロパティ（Sime Darby Property Bhd）のKLイーストのプロジェクト「East 57」のバーチャルローンチが行われた2022年5月末以降、同物件はすべて売約済みとなりました。

East 57は、ローンチ前から根強い需要を獲得していました。KLイーストおよびメラワティエリアにデザインのよい土地付きの物件の供給が少なかったことが背景にあります。

約24,280平米の土地に開発されたEast 57には、57戸のフリーホールドの3階建てのスーパーリンクホームと呼ばれる物件があり、価格は180万リンギットから280万リンギットとなっています。スーパーリンクホームとは、大型のテラスハウスで、通常7.3メートル以上と間口の広いものを指します。

East 57のユニットは、広々と明るく、空気の循環のある設計で、典型的なスーパーリンクホームよりもやや床面積が大きめに作られており、レイアウトは、5+1～6+1ベッドルームがあり、サイズは約7.9m x 24.4mおよび約9.8m x 17.7m、建物面積は263平米、307平米、325平米があります。

プロジェクトのいくつかある特徴のうちのひとつが、ユニークで特徴的な建築です。低密度で、世界最長の石英提「クラン・ゲーツ・クオーツ・リッジ」のふもとにあります。敷地の地形に起伏があるため、East 57の住戸は、敷地の自然な地形を活かしたサステイナブルな作りで、周囲の熱帯雨林の風景に溶け込み、ブキット・タブールとKLシティセンターとのパノラマ眺望を最大限に活かしています。敷地内には、自然にヒントを得た屋外プレイグラウンド、休憩用パビリオン、屋外ダイニングエリア、フィットネスエリア、ユニークなツリーハウスなどの施設があります。

（出所：The Edge Markets）