[シンガポール]新型コロナウィルス対策に「サーキットブレーカー」措置

シンガポール政府は、増加する新型コロナウィルス(Covid-19)の感染者数に歯止めをかけるべく、「サーキットブレーカー」措置を発表。事実上のロックダウンに入ります。

[シンガポール]新型コロナウィルス対策として
「サーキットブレーカー」措置


海外から帰国したシンガポール人・永住者・長期滞在ビザ所持者による感染例が増える中、シンガポール内で感染経路が特定できない例も増加していることを受けて、シンガポール政府は2020年4月3日(金)夕方にリー・シェンロン首相による会見を実施、「サーキットブレーカー」措置として、事実上のロックダウンを発表しました。


■シンガポール「サーキットブレーカー」措置の概要

1.閉鎖対象となるもの

・すべてのアトラクション、テーマパーク、美術館・博物館、カジノ

・スポーツ・レクリエーション施設(公営プール、カントリークラブ、ジム、フィットネススタジオ)

・日用生活必需品以外の実店舗

※ショッピングモールは生活必需品を提供する店舗へのアクセスのために開店する(例:スーパーマーケット、飲食店)


2.営業・サービスを続行できるもの

(1)飲食店

レストラン、ホーカーセンター、コーヒーショップ、フードコート、その他飲食店

・店内での飲食は禁止

・テイクアウト、デリバリーのみ

・テイクアウトには容器持参

(2)食料品の供給に関連するビジネス

・スーパーマーケット、コンビニエンスストア、食料品店、卸売・ウェットマーケット(地元の市場)

・デリバリー、食品供給関連業者(食品製造・ケータリングなど)

(3)医療・社会サービス

・病院、一次医療サービス(総合病院、民間の一次医療サービス)、薬局

・コミュニティケアサービス、コミュニティメンタルヘルスサービス

・高齢者など弱者グループを支援するための特定の社会サービス

(4)日常生活に必要なサービス

・公共交通機関

・ポイント・トゥ・ポイント輸送機関(タクシー、民間バス、ハイヤーなど)

・美容室、理容室

・メガネ

・配管工、電気工、錠前師

・金物店

・獣医、ペット用品

(5)その他生活必需サービス

・政府サービス

・銀行および保険サービス

・電気、水道、廃棄物、環境に関連するサービス

・通信サービス

・郵便サービス

・公園(ただし、エクササイズ時にはセーフ・ディスタンシング*を実施)

*1メートル以上間隔を空けるなど


3.教育機関は在宅学習に切り替え

(1)小学校、中等学校、短大、高等教育機関、特別支援学校の生徒

4月8日~5月4日まで、完全在宅学習(Full Home-Based Learning)

(2)プレスクール、教育省認可幼稚園、児童保育施設:

上記期間中は閉鎖

(3)私立教育機関

在宅学習へ移行する、または閉鎖

(出所:シンガポール政府ウェブサイト