2021/09/27
SMデベロップメント社(SMDC)は、「live at work(職場に住む)」をコンセプトに、新しいレジデンシャル-オフィスプロジェクトを開発しており、若い起業家の呼び込むことを期待しています。
SMDCの「アイス・タワー・レジデンシャル・オフィス(ICE Tower Residential Offices)」は、パサイ市のモール・オブ・アジアに位置する3,859平米の敷地に建設されます。14階建ての建物には、844戸が入り、部屋タイプは、スタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルームとなっています。
現在はプレセール段階で、完成は2024年末の予定です。
SMDCマーケティング担当のシニア・アシスタント・バイスプレジデントのチャド・D.アフリカ氏は、プロジェクトのオンラインローンチイベントで、物件の特色として、充実したアメニティを挙げており、ビジネスオーナーとして事業を運営するにあたって必要なものがそろっていると述べています。
アイスタワーRESOのユニットは、居住用スペースとしても、オフィスとしても使用でき、オーナー同士でニーズに合わせてユニットを組み合わせることも認められています。
オーストラリアを拠点とするプラス・アーキテクチャーのダイレクター、ダニー・ジュリック氏は、「ビジネスオーナーたちを一つの環境に入れることで、シンクロしてシナジー効果を生み出し、なかなかスタートできずにいる小さなアイディアよりももっと大きなものを生み出すことができます。」とコメントしています。
アイスタワーRESOの特徴は、ワークスペース、打合せルーム、会議室、ファンクションホールを備えたビジネスハブです。また、光ファイバー接続と100%バックアップ電源完備です。
さらに、フィットネスハブもあり、プール、屋上デッキにはスカイラウンジがありマニラベイとMOAコンプレックスを見渡すことができます。
このプロジェクトは、レジデンシャル、オフィススペースの両方として設計されているため、持続可能な不動産投資と考えられています。
リーチュウ・プロパティ―・コンサルタンツのリサーチ・コンサルティング担当ダイレクターのロイ・アマード・ゴレス氏は、「このような革新的なコンセプトそのものが、このエリアではまだ実施されていないので、市場ベースを広げることにつながるでしょう。レジデンシャル市場だけでなく、オフィス市場も呼び込むということで、投資家に自信感を与えてくれます。」と述べています。
SMDCは、今後のプロジェクトはすべて「ワーク・フロム・ホーム」環境に適したものにするとして、レジデンシャル - オフィス開発への投資家の関心がさらに高まるかを見ていくことにしています。
「私たちが何をやろうとしているか、それは、このプロジェクトが市場と本当につながるものか、これが人々が本当に欲しているものなのかを理解しようとしているのです。」とアフリカ氏は述べています。
(画像:Photo by Ben Bin on Unsplash )
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