[ベトナム]ホーチミンの新しいダウンタウン開発に向けた戦略的合意

2022/04/18


イギリス首相の貿易使節、グラハム・スチュワート氏は、ホーチミンシティの新しいダウンタウンプロジェクト「ザ・グローバル・シティ」開発のための、Foster+Partnersと提携したMasterise HomesおよびQuimera Energy Efficiency(QEE)との戦略的合意の署名式に立ち合いました。



今回の合意のもと、イギリスを拠点とするFoster+Partnersは、ザ・グローバル・シティの建築アドバイザーとして、革新的かつ持続可能なデザインソリューションをタウンシッププロジェクトに提供することになります。



一方で、ロンドンを拠点とし、エネルギー効率が高く持続可能な建築ソリューションを提供するQEEは、コストとカーボンフットプリントの両方を削減するため、エネルギー消費率を最小限に抑えた最新の省エネシステムの設計、設置、委託、維持を行います。



これらイギリスのデザインおよびエネルギー会社が共同することで、ザ・グローバル・シティに世界基準の卓越性と持続可能性をもたらし、ホーチミンシティの第2のダウンタウンになろうとしています。



「ザ・グローバル・シティを東南アジアで最も象徴的なタウンシップとなることを心に描き、Masterise Homesは、高級で近代的なデザイン、最新のテクノロジー、そして持続可能なソリューションを含む、世界のベストをこのタウンシップに盛り込もうとしています。」と、Masterise Homesのデザインヘッド、ユースフ・アキラ氏は署名式で話しています。



「Foster+PartnersとQEEを国内で起用するのはこのタウンシップが初めてです。2社とも持続可能性の最先端で、住民のウェルビーイング、住まい、そしてタウンシップや環境に長期的な価値を生みだす持続可能な都市を開発するにあたって最も革新的なソリューションを提供してくれます。」



プロジェクトの11%は大小さまざまなグリーンスペースで構成されています。小さな公園から水辺の大きな公園まで併せて13ヘクタールにもなり、歩道やサイクリングロードが整備されることになっています。



直射日光と太陽放射を制限するような建物の並びと設計で、各家庭はもちろん、タウンシップ全体のエアコンの使用量を減らすべく、自然換気ができるようになっています。



ドゥドゥックシティのアンプー区の117.4ヘクタールの土地に開発されるザ・グローバル・シティの工事は昨年開始しており、今後48か月で完成予定となっています。



マスタライズグループ傘下のMasterise Homesは、ベトナム市場におけるラグジュアリーな不動産商品とサービスに世界クラスの開発、運営、管理を導入するパイオニアです。




(出所:Vietnam Investment Review

(画像:Photo by Tri Nguyễn on Unsplash)