2021/05/25
[マレーシア]2021年5月25日よりコロナ規制強化
マレーシアは、2021年5月22日、感染者数が50万件を越えたことを受けて、コロナの感染拡大を抑えるべく、5月25日より厳しい規制を導入することを発表しました。
イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級大臣が、ノル・ヒシャム・アブドゥラ保健相との合同記者会見で述べたところによると、5月25日よりビジネスの営業時間は一日12時間に短縮され、朝8時から夜8時までとなります。
イスマイル・サブリ上級大臣はまた、公務員の80%は在宅勤務に、民間セクターは40%が自宅勤務となります。オフィスでの勤務時間も短縮勤務となります。
「人の動きを制限する2つの戦略があります。一つは、官民にかかわらずオフィスで勤務する人の人数を減らすこと、もう一つはビジネスの営業時間を限定することです。」
「さらなる人の動きを減らすために、公務員の80%、約75万人を在宅勤務とします。民間セクターについては、40%、約610万人が対象となります。」
イスマイル上級大臣はまた、民間セクターの雇用主と事業者に対して、従業員と顧客がそれぞれの施設内に入る際に、アプリ「MySejahtera」の状況をチェックすることを義務付けることとしています。
公共交通機関のサービスもキャパシティも、前回の活動制限令(MCO)の時と同様に半分になります。また、バスや電車の本数も減らすということです。
これらの措置は、5月12日から実施されている規制に追加的に実施されるということです。
イスマイル上級大臣はまた、コインランドリー、日用雑貨店、獣医、ガソリンスタンド(高速道路沿いのものを除く)など特定の業種について、営業時間を朝8時から夜8時とすることも発表しています。しかし、薬局は夜10時まで営業が認められるということです。
この規制は5月25日から実施され、マレー半島全体とラブアンに適用されるということです。
(出所:Malay Mail)
(画像:Photo by CK Yeo on Unsplash)
もっと詳しく知りたい方はこちら