[タイ] スクンビットエリアの低層物件が注目株

タイ・スクンビットエリアの低層コンドミニアムプロジェクトに注目です。

[タイ] スクンビットエリアの低層物件が注目株


デベロッパーによると、スクンビットエリアの低層コンドに対する需要がバイヤー、外国人および賃貸用に購入する投資家の間で引き続き堅調だということです。というのも、高層プロジェクトのユニットと比べて価格がより魅力的だからです。

レジデンシャル・デベロッパー、ハビタットグループのチーフエグゼクティブ、チャニン・ワニットウォンセ氏は、用地費が安いので、新築販売の低層コンドのユニットのほうが、高層プロジェクトよりも価格が低めであると語ります。

「高層コンドの開発には、大きな区画が必要になり、その分土地代も高くなります。」とチャニン氏は言います。「スクンビットエリアの高層ビルの土地はスクンビット沿いにあることが多いです。というもの、スクンビット通りのほうが、ソイ*よりも幅が広いからです。」

*ソイ:タイで用いられている通りの名称。主要道路をタノン(thanon)と言うのに対して、その脇道(Side-street)をソイという。(出所:Wikipedia

チャニン氏は、スカイトレインのナーナー駅からトンロー駅までのスクンビット通り沿いの区画は、少なくとも平方ワー**あたり200万バーツ(約694万円)の価格がついていると言います。

**平方ワー:タイの面積の単位で、4平米。

結果として、これらの区画に立つ新築コンドの価格も、平米あたり250,000バーツから350,000バーツ(約87万円~121万円)となっています。

ソイにある区画は安いので、新築コンドの販売価格も低くなります。建設費用も、低層コンドのほうが高層よりも安くなります。


ハビタットの市場リサーチによると、BTSアソーク駅付近のコンドの平均価格は平米あたり271,000バーツ(約94万円)、ナーナー駅付近だと平米あたり244,000バーツ(約85万円)となっています。

これらの価格は、過去4年間に同エリアで販売開始した17のコンドプロジェクトをもとに作成されたもので、うち15件が高層ビルです。

「我々は、高層プロジェクトよりも価格の低い低層コンドの販売に力を入れていきます。これにより市場における激しい競争を避けることもできます。」とチャニン氏は言います。

今年、スクンビットソイ31と39で販売開始した新築コンドの80%が高層ビルであったので、ハビタットは第3四半期と第4四半期で、合計17億5,000万バーツ(約60億6,622万円)となるWaldenブランドの低層コンドプロジェクトを2件、で立ち上げる予定です。


2件のプロジェクトのうち1件は、スクンビットソイ39の322平方ワーの土地に建設され、9億5,000万バーツ(約32億9,598万円)相当ということです。34.55㎡のユニット116を抱える8階建ての棟になる予定で、平米あたり200,000バーツ(約69万円)以下に設定されています。

もう1件のプロジェクトは、スクンビットソイ31で、8億バーツ(約27億7,468万円)相当の100ユニットで、今年末までに発売開始予定です。ハビタットは、これら2件について、プレセールで15億バーツ(約52億178万円)を見込んでいます。

チャニン氏によると、これらのプロジェクトのターゲット顧客は、住宅として購入を検討する人以外に、賃貸用として購入する投資家および中国、香港、シンガポールからの外国人だといいます。

ハビタットは、外国人枠の49%は全部埋まり、うち80%は中国および香港からの外国人だと予想しています。

チャニン氏は、投資目的のバイヤーはスクンビットソイ39沿いのコンドを好むと言います。このエリアのテナントのほとんどが日本人駐在員で、賃貸料が平米あたり1,000バーツ(約3,467円)/月となっています。

SET上場のデベロッパー、サンシリのプロジェクト開発・国際ビジネス開発のエグゼクティブ・バイス・プレジデントのプミパック・ジュンマニチョティー氏によると、オンヌットエリアのコンドも賃貸料利回りが年間9.5%と投資向けとしては魅力的だということです。

サンシリは、日本の私鉄、東急との合弁によるザ・ベース・スクンビット50を販売開始する予定です。

この16億バーツ(約55億4,696万円)相当、415ユニットの8階建てコンドは、BTSオンヌット駅近くのスクンビットソイ50にあります。

「バイヤーのみなさんには、ユニット価格の20%ほどをご用意いただき、銀行からの事前承認を得るようにおすすめしています。こうすることで、住宅ローンが却下されるのを避けることができます。」とプミパック氏は説明しています。

(出所:Bangkok Post