2022/12/15
マレーシアの経済プログラムの一環で国際金融特区として開発されているエリア「Tun Razak Exchange(TRX)」のライフスタイルハブ「The Exchange TRX」が、2023年第4四半期のオープニング時には、すべて埋まりそうです。
こう話しているのは、オーストラリアの不動産デベロッパーであるレンドリース(Lendlease)社です。レンドリースと、TRXのマスターデベロッパーであるTRXシティ(TRX City Sdn Bhd)社は、The Exchange TRXを共同開発しています。
The Exchange TRXのプロジェクトディレクターであり、レンドリース・マレーシアのリテール担当ヘッドであるミッチ・ウィルソン氏は、これまでに国内外のテナント候補から多くの問い合わせが寄せられていると明かしています。
ウィルソン氏は、マレーシア初の国際金融街となるTRX内に、TRXを代表するようなプロジェクトを建設することが、レンドリース社のビジョンであり、The Exchange TRX戦略の基礎だと述べています。
The Exchange TRXは、レンドリースのアジア最大の総合開発で、正味賃貸可能面積(NLA)は約12万平米です。
アンカーテナントとして、ゴールデンスクリーンシネマズ、マレーシア初となる日本のデパ地下が入る西武デパートが約2万3,000平米を占有する予定です。
また、香港のデイリーファームグループのスーパーマーケットに加え、国際的なラグジュアリーブランド、ファストファッション、飲食店などが入る予定です。
また、The Exchange TRXのユニークな特徴として、4.05ヘクタールの屋内と屋外を融合した屋上の公園があります。ファミリーはもちろん、金融街で働く人々や、外から訪れた人々のための多次元のレジャー体験を提供することが期待されています。
(出所:New Straits Times)
(画像:UnsplashのAniq Danialが撮影した写真)
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