[タイ] タイの不動産Ipoの当たり年となるか?

タイの不動産会社のIPOが続いています。

[タイ] タイの不動産IPOの当たり年となるか?


前回の記事では、バンコクの地価が横ばいまたは下落の見通しというニュースについて触れましたが、一方で、注目のタイ不動産会社のIPOが続いています。

不動産グループであるシンハ・エステート(Singha Estate)のホテル部門、Sホテルズ&リゾーツ(S Hotels and Resorts (SHR))は、2019年9月23日、新規株式公開(IPO)で投資家の関心を集めました。シンハ・エステートのCEOは昨年、IPOで3億~4億USドルの資金を集めることができるだろうと述べていました。

このIPOは、フォーブス・タイランド2018年の億万長者番付4位のチャルーン・シリワタナパクディー氏が、タイのホテル、ショッピングモール、16億USドル(約17.3億円)の資金調達が可能とされた、オフィスビルのデベロッパー、アセット・ワールド・コープ(Asset World Corp)のIPOを提案した直後でした。

ブルームバーグから入手された取引の条件によると、アセット・ワールドは、9月27日(金)にIPOの受付終了し、タイ証券取引所に10月10日に上場の見通しです。

タイは今年不動産2社のIPOがあり、合わせて3,200万USドルを資金調達をしてきました。

過去10年間、最初の株式売り出しでの最高調達額は、2015年の2億5,800万ドル(約278.5億円)となっており、アセット・ワールドとSHRのIPOが予定通りに進めば、2019年は当たり年となります。

チャルーン氏のTCCグループとシンハ・エステートは、ビロムパクディー一族により支配されており、新しいホテルの取得や建設の資金繰りのために、ホスピタリティ部門の上場によって資金を調達しています。

両社は、タイの観光ブームに乗りかかろうとしています。マスターカード社の「世界で最も訪れられている都市」に最近バンコクが一位にランクインしています。

SHRは、最近、モルディブにおける「クロスロード」プロジェクトの一環として、新しいアップスケールのリゾートを立ち上げたばかりです。こちらのリゾートは、ハードロックホテル・モルディブが目玉となっています。同社はまた、新しい高級リゾートブランドの開発も行っており、Saiiラグーン・モルディブプロジェクトに適用予定となっています。

シンハ・エステートは、レジデンシャルやコマーシャル不動産と比べて、ホスピタリティ部門の成長が最も明るいと述べています。

一方で、タイにおける不動産デベロッパーの相次ぐIPOは、タイ証券取引所の不動産開発インデックス(Property Development Index)が今年2.2%下落したのちのことです。

(出所:Business Times

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