2020/09/18
[フィリピン] 「アジャイル」な働き方へとシフトするTLDC
フィリピンで急成長中の不動産デベロッパーのひとつ、トーレ・ロレンソ・デベロップメント・コーポレーション(TLDC)は、パンデミックの中、アジャイル(機敏)な働き方へとシフトし、デジタル化を進めています。
「当社が最も優先するのは、当社の従業員、そして当社の開発物件に住み、働く人たちが、パンデミックの間でも安心・安全でいられることです。」とTLDCのCEO、トマス・ロレンソ氏は声明の中で述べています。
TLDCのフレキシブルワーキングでは、リモートでも業務がこなせる従業員は、在宅勤務を続けてよいことになっています。
実際にオフィスにいないといけない従業員には、送迎サービスが提供されます。
TLDCはまた、以前は手作業をしていた複数の事務作業のデジタル化も行いました。「書面でのやり取りは、どの企業の業務上も発生するものですが、当社はこれを最低限に抑え、従業員がどこで仕事をしても業務上必要な書類が手に入るように、テクノロジーを取り入れました。」とロレンソ氏は話しています。
TLDCのすべての従業員は、オフィスで業務する場合には、マスクとフェースシールドの両方の着用が義務付けられています。会議はバーチャルで行い、すべての従業員とサポートスタッフを対象に、定期的にCovid-19の検査が行われます。
TLDCの施設内に入る従業員と外注のサービス業者には、会社が無料で宿泊先と食事補助を提供し、安全と安心を確保できるようにしています。
クライアントに対しては、TLDCはソーシャルメディアなどデジタルチャネルを解放し、問い合わせや依頼について対応できるようにしています。プロジェクトの中をウォークスルービデオで確認することもできますし、週6日コンタクトセンターで相談を受け付けています。
(トップ画像:Proxyclick Visitor Management System on Unsplash )
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