フィリピンのデベロッパー「トーレ・ロレンソ・デベロップメント社（Torre Lorenzo Development Corp.（TLDC））は、ダバオ市にある1.6ヘクタールの複合施設開発の次の段階として、2つのタワーからなるプレミアムコンドミニアム「クラウン・レジデンシーズ（Crown Residences）」を建設します。ダバオ市は、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心地 で、マニラ、セブに次ぐフィリピン第3の都市です。

このレジデンスは、デュシットD2ホテルとデュシタニ・レジデンスがある「ティエラ・ダバオ（Tierra Davao）」内に建設される予定です。

21階建てのクラウン・レジデンスは低密度で、スタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルームの322戸からなり、各戸にはダバオ湾に面したプライベートバルコニーが付いています。

TLDCの最高業務責任者であるCathy Casares-Koは、「クラウン・レジデンシーズでは、当社が誇るプレミアムレジデンスをお届けします」と述べています。

さらに、ヨガ・瞑想ガーデン、ジョギングルート、スイミングプール、子どもの遊び場やペットパークなどのオープンスペースも設けられます。フィットネス施設やファンクションルームも備えています。

TLDCがティエラ・ダバオに投じる開発金額は32億ペソ（約77億円）と言われています。商業スペースにはオフィスビルも入る予定です。

ロレンソ氏は、「この計画は、ホテルをアンカーとして建設して、ダバオ市パンパンガ区でこれから何か新しいことが起こりそうだということを人々に知ってもらうことでした。ホテルに必要としていた国内外からの旅行者を呼び込むことに成功しましたので、このプロジェクトの続きに取り掛かるのです。」と述べています。

（出所：Business World Online）

（画像：UnsplashのMaynard Magallenが撮影した写真）