[フィリピン]トーレ・ロレンソ、2022年以降の開発計画は?

2023/01/26


敏捷性、柔軟性、先見性

不動産開発会社であるトーレ・ロレンソ・ディベロプメント・コーポレーション(TLDC)は、コロナ禍にもかかわらず、これらの特性を生かして目標達成に向けて走り続けています。現在、一部の物件は竣工を迎え、ステークホルダーへの引き渡しがされています。



2022年上半期の予約売上は、1年前の4.7倍となり、年末には170%増になると予測されています。TLDCのCEOであるトマス・ロレンソ氏は、「我々は課題を発見し、それをチャンスに変えた」と語っています。



TLDCのパンデミックへの対応が成功した一因は、不安定な労働環境に対応する準備ができていたことだとロレンソ氏は説明しています。パンデミック以前から、TLDCは新しい生活や働き方を見越した取り組みを業務や居住計画に組み込んでいました。例えば、建物の安全性やセキュリティ、広々とした快適な空間、高速インターネット接続の設備などです。



「パンデミックに見舞われたとき、私たちがすべきことは、すでにあるイノベーションを強化し、加速することでした」とロレンソ氏は付け加えています。




強気な拡大路線

TLDCは、マニラのP.オカンポ通り(旧ビト・クルス)とタフト通りの角にあるプレミアムレジデンス「3Torre Lorenzo」と、同じくマニラのマルバール通りの「Torre Lorenzo Malate(TLM)」を予定通り2021年12月に引き渡し、落成させることができました。



TLDCはまた、マニラ首都圏や主要経済都市で、同社のキャッチフレーズである「明日のためにデザインされた」物件の建設と開発を進めています。



ケソン市カティプナンにある35階建ての高級住宅開発「トレ・ロレンソ・ロヨラ」は上棟し、2023年の完成・引渡しに向けて順調に進んでいます。



さらに、バタンガス州のティエラ・ロレンソ・リパで、同市初の都市型ライフスタイルセンターと複合施設である2棟目のレジデンシャルタワーを立ち上げました。



また、ダバオ湾にあるデュシタニ・ルビ・プランテーション・リゾートでは、5つ星の宿泊施設とアメニティの拡張工事を開始しました。TLDCはまた、ティエラ・ダバオでの複合施設開発を拡大する予定です。「クラウン・レジデンス」と「クレスト・レジデンス」という2棟の住宅棟を建設し、ダバオ地域の経済成長に対応するためにオフィスや商業施設も増設する予定です。



TLDCは、責任ある水・エネルギー管理、ウェルネス施設の設計、持続可能な観光の推進などを通じて、価値の創造と持続可能な成長に取り組むとともに、新たな刺激的なプロジェクトやパートナーシップを準備中で、ビジョンに向かってさらに強く、機敏な企業づくりに取り組んでいます。



トーレ・ロレンソ・デベロップメント・コーポレーション(TLDC)は、ニッチ市場と未開拓の人口層を追求するコミュニティ構築に取り組む不動産デベロッパーです。TLDCのビジョンは、新興の富裕層コミュニティのニーズを予測し、彼らの生活の質を向上させるために、あらゆる要件に対応した住宅やレジャー施設を開発することで、市場に対する直感的な理解を深めています。



トーレ・ロレンソ・デベロップメント・コーポレーション(TLDC)は、今週末1/27(金)&1/28(土)開催「世界の家・投資フェア」の出展企業です。
詳細は「こちら




(出所:Torre Lorenzo

(画像:UnsplashのMaynard Magallenが撮影した写真)