2021/06/07
[フィリピン] マニラ地下鉄プロジェクトに2機の掘削機
2021年5月31日、フィリピン運輸省(Department of Transportation(DOTR))は、フィリピン初となる地下鉄プロジェクトに、最初の掘削機が配置され、さらなる注目が集まるだろうと述べています。
鉄道担当次官のティモシー・ジョン・バタン氏は、メトロマニラ地下鉄プロジェクト(MMSP)のために2機の掘削機が4月に到着したと述べました。
「25機のうち2機のトンネル掘削機が到着しており、バレンズエラからキリノ・ハイウェイまでの最初のトンネル掘削を開始するよう準備を進めています。」
この地下鉄プロジェクトには、7つの公共工事契約があります。
最初の契約は、ケソンシティのイースト・バレンズエラ、キリノ・ハイウェイ、タンダン・ソラ・ハイウェイ、ノース・アベニューの4つの駅、7キロメートルの区間です。
バタン氏によると、現在、ノース・アベニュー駅で工事が進められており、またバレンズエラのウゴング区の停車場でも工事が進められているということです。さらに、タンダン・ソラ駅、キリノ・ハイウェイ駅でもじきに工事が開始されるということです。
マニラ地下鉄プロジェクトは、全長36キロメートル、17駅あり、うち2駅は、南北通勤鉄道(North South Commuter Railway)と結合されることになっています。
総工費は3,569億ペソ(約8,195億円)で、バレンズエラ市から、パラニャケ市のビクタンおよびパサイ市のニノイ・アキノ国際空港ターミナル3まで直結となります。
▼メトロマニラ地下鉄将来図(出所:フィリピン運輸省)
(出所:Manila Times)
(画像:Photo by Harrison Haines from Pexels)
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