[フィリピン] 台風被害のマクタン島リゾート再開

2022/03/08


台風ライ(フィリピン名:オデット)の被害を受けたセブ州ラプラプ市のリゾートが、夏季を前に、営業を再開しました。



5つ星のシャングリラ・マクタンリゾート&スパは、超大型台風ライが2021年12月16日にビサヤ・ミンダナオ地域を襲い、建物の一部にもたらした被害を修復したのち、2022年3月1日から正式に営業を再開しました。



営業再開に際して、シャングリラ・マクタンリゾート&スパは、1泊朝食付き、ダイニングクレジット1,500ペソ分とレイトチェックアウト4:00pm、シュノーケルセットのついたプランを2名8,000ペソ~で用意しているようです。



クリムゾン・リゾート&スパ・マクタンも、4月に営業を再開します。



クリムゾン・リゾート&スパ・マクタンのパブリック・リレーションズとマーケティング・コミュニケーションズ担当のエリアダイレクター、ミア・シー氏は、4月までに、全290室のうちの122室オープンし、台風ライで甚大な被害を受けた残りの部屋の修理とアズール・ビーチクラブ、リゾートのオーシャンヴィラの再建を進めると話しています。



プランテーション・ベイ・リゾート&スパは、3月いっぱいプロモーションを行っています。



同リゾートのフェースブックページによると、2名朝食付きで、日曜日から木曜日は2泊で11,000ペソ、金曜日と土曜日は2泊で12,000ペソという特別価格を用意しているようです。



プランテーション・ベイ・リゾートのマーケティングとコミュニケーションを担当するペイジ・ヒネテ氏によると、全客室255室の約20%を再開してゲストを迎えるものの、残りの部屋の修理を続けるということです。ラグーン、プール、その他アメニティはすでに再開しています。




観光省の情報によると、2月に3日間の日程で開催された国際旅行フェスティバル(ITF)2022で、ラプラプ市の売上は数百万に達したということです。



観光省は、ITF2022は成功に終わったと評価しています。このイベントにより、少なくとも国内旅行へのフィリピン国民の関心の再起につなげることができたとしています。また、新型コロナウイルスの大流行による景気スランプからホテル業界の立ち直りの支援にもなっています。




(出所:Sunstar
(画像:Photo by Brian Kairuz on Unsplash)