ベトナムの2022年の国内総生産は、好調な国内小売売上と輸出に支えられ、1997年以来毎年最速のペースで8.02%成長しました。

この数値は、公式の成長目標である6.0%〜6.5%を上回りました。Covid-19のロックダウンが経済に打撃を与え、工場の活動に影響を与えた昨年の成長率はわずか2.58%であった。

▼ベトナムGDP成長率推移（PropertyAccess作成）

世界的な景気後退が懸念され、国際的な有名ブランド向けの繊維製品、履物、電子機器などの主要な製造元であるベトナムの輸出需要に影響を与えたにもかかわらず、ベトナムは、高い年間成長率を記録しました。

ベトナム統計総局（GSO）は報告書の中で、「世界経済や政治の不確実性と課題の中で、この経済パフォーマンスは注目に値する」と述べています。

第4四半期のGDP成長率は5.92％で、第3四半期の13.71％から鈍化した、とGSOは述べています。

GSOの発表によると、2022年の輸出は10.6％増の3,718億5,000万ドル（約47.8兆円）、小売売上高は19.8％増でした。また、12月の消費者物価は前年同月比4.55％上昇したということです。

（出所：VNexpress）

（画像：UnsplashのHuỳnh  Tấn Hậuが撮影した写真）