2022/03/31
2022年3月、ベトナムを訪問した外国人数は、前月比で41.4%増加し、前年同期比では2.2倍になりました。ベトナムが完全に入国規制を解除し、多くの国際線が復活したことに起因するとベトナム統計総局は述べています。
2022年第1四半期、ベトナムを訪問した外国人旅行客数はほぼ91,000人となり、前年同期比89.1%増となりました。そのうち、空路で入国した外国人が全体のほぼ90.5%を占め、前年同期比165.2%増となりました。
1月~3月の宿泊および飲食サービスからの収入も前年同期比で1.2%増、観光収入は1.9%増でした。
3月15日から、空路、陸路、鉄道、海路での国際・国内観光が両方とも完全に再開されています。入国および外国観光客の健康に関する条件や規則も緩和されています。
13か国に対するビザ免除も復活しました。ベラルーシ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ノルウェー、ロシア、韓国、スペイン、スウェーデン、英国の国民は、パスポートのタイプや入国の目的にかかわらず、ビザなしで15日を上限にベトナムに滞在することができます。
文化・スポーツ・観光省傘下のベトナム観光総局のグエン・チュン・カイン事務局長は、ベトナムの観光産業にとって、観光活動の再開となった3月15日は非常に重要なマイルストーンだと述べています。
事務局長は、景気の立て直しとなるだけでなく、ベトナムが安全で友好的な旅先であることを保証することで、他国の観光業も徐々に回復する中、ベトナム観光業の位置づけを改善するのに貢献するだろうと述べています。3月15日以降、国内各所の観光ビジネスは、旅行客向けのプロモーションを打ち出して、活発になっているようです。
(出所:Vietnam Plus)
(画像:Photo by Toomas Tartes on Unsplash )
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