[ベトナム] Covid-19の影響で失業率過去最高

ベトナム雇用局によると、2020年6月末時点で、15歳超の3,080万人が、新型コロナウィルスCovid-19の影響で、一時解雇、失業、または賃金カットにあいました。

[ベトナム] Covid-19の影響で失業率過去最高


ベトナム雇用局によると、2020年6月末時点で、15歳超の3,080万人が、新型コロナウィルスCovid-19の影響で、一時解雇、失業、または賃金カットにあいました。


この問題は、労働・傷病兵・社会省が6月29日に催したCovid-19パンデミックをうけて労働および雇用のソリューションについて考える会議の中で話し合われました。


ヴー・チョン・ビン雇用局長は、2020年前半期に失業率は急激に増加し、労働力率は過去10年で最低レベルにまで下落、労働年齢の人口の失業率は過去5年で最も高いレベルになったと話しています。


1,760万人が賃金カットを受け、780万人が失業したか、労働時間カットとなりました。宿泊・ケータリングサービスを含むサービス業が最も打撃を受けました。続いて、加工工場を中心とした工業地域、そして農業・林業・漁業となっています。


一方で、2020年前半期に就職できたのはたった540,000人でした。2020年1月~5月の求人はホーチミンシティで28%、ハノイで23%低下しました。日本や韓国といった主要市場が、パンデミックによりベトナムからの労働者の受け入れを止めています。


製造、加工、観光において米国、EU、中国を含むベトナムの主要市場が国境を閉鎖しており、国内市場は困難に直面しています。特に、資材の輸出入です。観光業もまた甚大な被害を受けています。


しかし、ビン局長は、ベトナムがCovid-19封じ込めと予防に成功しており、魅力的な外国直接投資先として注目を集めているとも話しています。



■都市部の失業率過去10年で最高


ベトナム統計総局(GSO)の発表によると、ベトナムの2020年第2四半期の都市部の失業率は過去10年で最高レベルの4.46%に達しました。


2020年前半期の国全体の失業率は2.26%となり、昨年の1.99%から上昇しました。2020年前半期の失業率は、都市部で3.62%、地方で1.59%でした。


2020年第2四半期の15歳以上の労働人口は推定5,310万人で、前年同期と比較して4.32%減少しました。2020年前半期では5,420人で、前年同期比で2.34%減となりました。


2020年前半期の労働力率は73.8%で、前年同期比で2.8ベーシスポイント減少しました。


2020年第2四半期の平均月間所得は、630万ドン(約28,790円)で、前年同期比で2.78%減となりました。一方で、2020年前半期の労働者の平均月間所得は670万ドン(約30,810円)と、前年同期比で0.16%減に留まりました。


2020年前半期、失業手当を受ける人の数は前年同期比で32%増の565,000人となりました。政府が給付した失業手当は40%増の7兆ドン(約322億円)となりました。


景気の後退局面を反映して、2020年前半期に営業一時停止を決めた企業数も、前年同期比で38.2%増の29,200社となりました。ベトナムには約760,000社が事業を行っており、ベトナムは今年これを100万社まで引き上げるのを目標としていました。


ベトナムの2020年前半期のGDP成長率は1.81%で、2011年以来の最低レベルとなりました。


(出所:Vietnam InsiderVNexpress

(トップ画像:Photo by Simon Nham on Unsplash )