2021/12/13
ベトナム運輸省は、政府に対して2021年12月15日の週から、国際線9路線を再開するよう提案しました。12月7日に提出された計画で、運輸省は、試験的に2段階に分けて再開を進めるように提案しています。
第1段階は、12月15日から、ベトナムとサンフランシスコまたはロサンゼルス(米国)、シンガポール、バンコク(タイ)、プノンペン(カンボジア)、ビエンチャン(ラオス)、北京(中国)、東京(日本)、ソウル(韓国)および台北(台湾)間の路線です。
これらの市場は、ベトナムと非常に重要な政治・経済的協力関係にあり、多くの投資家、専門家、労働者が、ベトナムでの就労または事業投資の機会の開拓を望んでいる、と運輸省は述べています。
加えて、これらの地域に住んでいる、または留学・就労しているベトナム国民の間で、帰国の需要が高まっていることも挙げられています。
第1段階の期間は2週間とし、各路線で片道週4便が予定されており、28,000人がベトナムに到着する予想です。これらの期間に運用が認められる空港は、ホーチミンシティのタンソンンニャット空港と、ハノイのノイバイ空港です。
今回提案されている路線数は、運輸省が来年1月から国際線を再開したいとして先月11月に提案した路線数よりも6路線少なくなっています。
第2段階は、来年1月からで、ベトナムとクアラルンプール(マレーシア)、香港、パリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)、シドニー(オーストラリア)、モスクワ(ロシア)間が予定されています。
第2段階の期間は1か月間とし、ダナン、カインホア省のカムラン、フーコック、およびクアンニン省のバンドンの4つの空港も運用に加わります。
運航便の頻度も各路線片道週7便に増加され、約16万人がベトナムに到着することが見込まれています。
運輸省はまた、保健省に対して、ベトナムに入国する者の隔離期間の免除に関するガイドラインの策定、外務省に対して、他の国や地域とのワクチンパスポートの認識に関する交渉を進めるように提案しています。
保健省、公安省、情報通信省は、乗客の健康に関する宣誓プロセス、ビジネス運営および入国後のモニタリング・接触追跡を容易にするため、航空機での渡航に一般的に適用できる医療宣誓ソフトウェアに関する合意・発表を行うことになっています。
ベトナムは2020年3月から、外国人観光客の入国を禁止しており、本国に帰還するベトナム人および外国人専門家および高度技術労働者のみの入国を認めていました。
(出所:VNexpress)
もっと詳しく知りたい方はこちら