2022/03/14
シンガポールとマレーシアの間の陸路でのワクチン接種済み渡航レーン(VTL)の日当たりの渡航者数上限が、2022年3月14日から引き上げられます。
片道の日当たりの渡航者数上限は、2,160人から3,420人に引き上げられ、バス76台分となります。追加のバスチケットの販売は、3月11日から開始しました。
シンガポールの貿易産業省(MTI)の報道官は、「陸路での国境を通じたマレーシアとのVTLを段階的に拡大しており、国境を超えた渡航を可能にしています。」と話しています。
一方、マレーシアの運輸省も、「これにより、隔離、その他関連の制限を受けることなく、ワクチン接種を完了した人がコーズウェイを通じて行き来できるようになります。」と話しています。
マレーシア側の指定バス運行会社は、ジョホールバルのラルキン・ターミナルからシンガポールまで陸路のVTLの運行を続けます。
先週初め、マレーシアのイスマイル・サブリ・ヤーコブ首相は、マレーシアはCovid-19のエンデミック段階へと移行し、4月1日より国境を完全に再開することを発表しました。
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これにより、ワクチン接種を完了した渡航者は隔離が必要なくなります。必要なのは、出発2日前にRT-PCR検査を受けること、マレーシア入国後24時間以内にRTK抗原検査を受けることのみです。
シンガポールのMTIは、3月8日、マレーシア側と協力して、陸路のVTLを拡大し、ワクチン接種済みの渡航者が他の輸送ルートで国境を超えることができるように検討を続けていると話しています。
オミクロン株の感染拡大を減速させる試みから、シンガポールは2021年12月23日から2022年1月20日までのVTLのすべての新規チケット販売を凍結、1月20日以降は日当たりの上限を減らしていました。陸路のVTLの人数制限が完全に戻ったのは2月22日でした。
(出所:Channel News Asia)
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