[フィリピン] 財務省、接触者追跡要員の雇用とBbbプログラムの再開を強く要求

新型コロナウィルス(Covid-19)で打撃を受けた経済を再生するために、フィリピンは「ビルド・ビルド・ビルド」インフラプログラムを再開し加速させるとともに、接触者追跡(コンタクトトレーシング)要員の大規模な雇用が必要だと財務長官は求めています。

[フィリピン] 財務省、接触者追跡要員の雇用とBBBプログラムの再開を強く要求


新型コロナウィルス(Covid-19)で打撃を受けた経済を再生するために、フィリピンは「ビルド・ビルド・ビルド」インフラプログラムを再開し加速させるとともに、接触者追跡(コンタクトトレーシング)要員の大規模な雇用が必要だと財務長官は求めています。


ドゥテルテ大統領およびその他内閣官僚とのミーティングの中で、カルロス・ドミンゲス財務長官は、政府は、経済を再生させるために様々な取り組みをする必要があると述べています。


このなかのひとつが、壮大なインフラプログラム(ビルド・ビルド・ビルドプログラム)の再起動です。カルロス財務長官は、雇用と繁栄の共有という点で最も乗数効果があるため、これが「経済成長のベストドライバー」だと述べました。


また、「Covid-19の感染防止をさらに強化する一方で職の創設にもつながるので、接触者追跡を行う人も大量の雇用すべきだ」とも述べています。


ドゥテルテ大統領の経済専門家を集めたチームは、今回のCovid-19で、120万~150万人が「一時的に職を失った状態」であると発表しています。


このように職を失った人を、苦戦している接触者追跡の要員として雇用することで、職を生み出すことができる」とドミンゲス財務長官は説明しています。


長官はまた、包括的税制改革(Comprehensive Tax Reform Program)の第2弾で、ドゥテルテ大統領が今年3月に「緊急」認定した、法人所得税及びインセンティブ合理化法(CITIRA(Corporate Income Tax and Incentives Reform Act))の上院通過を強く要求しています。「すでに上院に提出されてから数か月経っています。議会が6月3日より前に承認できるように、協力いただきたい。」


政府は、堅調で非弾力的な需要のある商品の製造を促進することで、消費者需要も刺激すべきです。


フィリピン統計局は2020年5月7日、2020年第1四半期の経済成長率が前年同期と比較して0.2%減少したと発表しました。フィリピンのGDP成長率がマイナスを示したのは、22年間で初めてのことです。

▼四半期ごとのフィリピンGDP成長率(出所:フィリピン統計局)

(出所:Business InquirerPhilippines Statistics Authority

(トップ画像:Gerd Altmann from Pixabay)