[フィリピン] グランドハイアット・マニラ宿泊客を迎える準備万端

フィリピンの旅行・観光業界の安全で段階的な再開にむけて進行中です。

[フィリピン] グランドハイアット・マニラ宿泊客を迎える準備万端


ステイケーションの人気にあやかって、フィリピン観光省(Department of Tourism(DOT))は、旅行・観光業界という重要な産業の再開に向けた推進力を与えるための方法として検討しています。観光は特に、経済成長と職の創設の強力な原動力となってきました。2019年単独でも、フィリピン観光業は経済の13%近くを占め、93.1億ドルの観光収益を上げています。


観光省のバーナデット・ロムロ - プヤット長官は、2020年10月15日に行われたインタビューの中で、ステイケーションをCovid-19に影響を受けた観光業界の「ゆっくりだが確実な」再開の方法として目をつけていると話しています。長官は、国内を回り、それぞれの地方でどのような方法で旅行・観光業界をジャンプスタートできるかの話し合いを重ねてきました。


一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)では、観光業はまだ認められていないことになっていました。3月時点で、ホテルは、銀行やBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)などの従業員向けにのみ限定されて営業していました。しかし、GCQになってからもう半年くらい経つため、長官は、そろそろ観光業の再開をしていかねばならないとして働きかけを続けてきました。観光業界で働く人々は約570万人、そのうち480万人が失業、無給休暇、減給といった形で大きな影響を受けているといいます。



安全な再開に向けて

長官は、業界のステークホルダー、特に「ステイケーション・ホテル」を集め、DOTの定めたガイドラインと手順に従って安全な再開ができるように取りまとめています。


2020年9月、フィリピンは、世界旅行ツーリズム協議会(World Travel and Tourism Council(WTTC))の「安全な旅(Safe Travels)」スタンプを受けました。このスタンプは、世界基準の健康と衛生に関する手順に従っている場所を旅行者に知ってもらい、安全な旅を体感してもらうためのものです。


ロムロ-プヤット長官は、DOTは観光地の安全かつ段階的な再開を目指しているので、WTTC安全な旅スタンプを受けたことをDOTとして歓迎しています。「安全な旅」スタンプを受けたことで、関係者はさらに健康・安全基準の遵守に勤めますし、旅行者の信頼感の再構築にもつながり、観光業を再開できるだけでなく、職の維持にもなると話しています。


2020年10月13日時点で、DOTのステイケーション営業許可(CAOS)を受けたホテルは、ボニファシオ・グローバル・シティのグランドハイアット・マニラを含めて、少なくとも10軒あります。


ロムロ - プヤット長官は、グランドハイアット・マニラを視察し、ホテル内での健康に関する対策の実施状況をチェックしました。ホテル利用客がチェックイン前に受けることになっている基本要件である、抗原検査を自身で受け、15分後には結果を得られました。2020年10月17日時点では、利用客向けに抗原テストを行うホテルは、グランドハイアット・マニラのみとなっています。



将来を見据えて

業界関連者はそれぞれ、観光業界の復活に貢献していますが、その中でも際立っているのがボニファシオ・ランドマーク・リアルティ・アンド・デベロップメント社です。Covid-19が始まるずっと以前から、健康で回復力があり、持続可能な仕組みを作ってきました。


これが、BGC内のグランド・セントラル・パークに位置するグランド・ハイアット・マニラとグランド・ハイアット・マニラ・レジデンシーズが、この厳しい時代にホテル利用客や入居者に安全で格別の生活を保証できる所以です。


グランド・ハイアットがCAOSを受けた最初のホテルであることも驚きではありません。


BRLDCのハンス・ハウリ社長は、グランド・ハイアット・マニラは、衛生に関するハイアットの国際基準に従って、世界スタンダードであるISO22000認証を、Covid-19が世界中のニュースのヘッドラインになる前に受けていたため、政府の求めている手順以上のことをすでに行っていると自信を見せています。


ハウリ社長は、グランド・ハイアットのホテル内は適当なスペースと余裕あるレイアウトで、ソーシャルディスタンシングが「当たり前」な状態になっていると説明しています。加えて、BGC内の緑あふれ、あちこちにスペースがある環境は、ウイルスの感染リスクを下げるのにも役立っているとも述べています。


グランドハイアット・マニラの6階のオープンスペースは、ホテル設備を利用する者の憩いの場になっています。スパはまだ閉鎖中ですが、ジムとガーデン・パビリオン、プールサイドのスペースは、ホテル利用者が新鮮な空気を吸い、広々とした空を楽しめるようになっています。グランドキッチンとピークグリルでは、家族、友人、ビジネス仲間が、グランドハイアット内の複数レストランの料理を、ソーシャルディスタンスを保ちながら味わえるようになっています。


素早い対応


グランドハイアット・マニラのカルチャーである素早い対応で、ホテル利用客と従業員の双方の健康と安全を守るために必要な数々の手順を展開してきました。たとえば、ラピッド抗原検査を実施することで、利用客の到着時の手続きをスムーズにするだけでなく、すでにホテルを利用している客およびスタッフに安心感を与えます。
 

GTキャピタルの関連会社であるマニラ・ドクターズ・ホスピタルと連携して、ホテル内の看護婦・医師サービスを提供しており、またRAT検査を行い証明書の発行のための分析を行う医療技術者も備えているということです。


ハウリ社長は、ソーシャルディスタンスがあるので、生活は昔のようには戻らないと話しています。レストランは距離を保つために昔ほど混まなくなる、シェアライドを避けるため交通渋滞はひどくなる、テイクアウトやデリバリーサービスが強くなり、ドライブスルーが人気となり、ルームサービスが好まれるなど、ニューノーマルの中でライフスタイルも変わるだろう、とハウリ社長は説明します。


「それでも生活は続いていきます。今までの状態に調整を加えた形にはなりますが。Covid-19に関わらず、先見の明、イノベーション、そして安全対策が実施されていれば、良い生活が送れるのです。」


(出所:Business Inquirer

(トップ画像:Image by Omni Matryx from Pixabay )


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