[マレーシア]Mco(活動制限令)三度目の延長5月12日まで

2020年4月23日、マレーシアのムヒディン・ヤシン首相は、活動制限令(Movement Control Order(MCO))をさらに14日間延長して5月12日までとすることを発表しました。

[マレーシア]MCO(活動制限令)三度目の延長5月12日まで


昨日2020年4月23日、マレーシアのムヒディン・ヤシン首相は、活動制限令(Movement Control Order(MCO))をさらに14日間延長して5月12日までとすることを発表しました。

3月18日に発令されたMCOは、すでに2回延長されており、4月28日に終了することになっていました

「数値的にはポジティブな結果が出てきていますが、新型コロナウィルス(Covid-19)の大流行が完全に制御できていると確信できるまでは、今までとってきた対策を続行しなければいけません。」とムヒディン首相は、イスラムの断食月であるラマダン前夜のテレビ演説で語りました。

ムヒディン首相はまた、MOCをさらに延長することを考慮に入れていないわけではないが、政府としては感染拡大のペースが落ちてきたら、いくつかの制限を緩和することもあると付け加えています。

「Covid-19の新規感染者数が今後も減り続けるならば、政府は社会セクターを含むいくつかのセクターにおいて、段階的に活動制限を緩和していくかもしれません。」

今回の延長で、マレーシアのCovid-19感染拡大を抑制するための活動制限は全部で56日となります。

MCO発令下では、州をまたぐ移動、国外への移動は禁止されています。学校およびエッセンシャル(必要不可欠)でない事業は閉鎖となり、感染の連鎖を断ち切るべく、人々には外出自粛が呼びかけられています。

感染者数の多い地域については、強化MCO(ehnahnced MCO)が発令されており、住民の行動はさらに制限されています。

MCOは現在38日目に入ったところで、マレーシアのCovid-19感染者数は減少してきています。当初は三桁であった日当たりの感染者数も、先週からは二桁になっています。

マレーシア保健省のノル・ヒシャム・アブドラ保健局長は、無症状保菌者または軽度の症状しかない患者であっても隔離するというマレーシアのCovid-19患者へのアプローチが、致死率を低く抑え、回復率を上げるのに貢献したのではないかと話しています。

二度目のMCO延長が開始されてから、特定の事業については営業再開が許可されました。これには、伝統医療、補完医療、金物店や電気店などが含まれています。


■政府の経済回復計画

ムヒディン首相は、木曜日の演説の中で、さらにMCOが延長される可能性も考慮に入れながら、政府は経済を段階的に再生させる方法を検討していると述べています。

「財務省と首相府経済計画ユニットに、短期、中期、長期の経済回復計画のドラフト作成を指示しました。」

ムヒディン首相は、国内経済の再生に向けた国民および投資家の信頼感を高める一方で、今回の重点は、短・中期的な経済成長を押し上げるための対策・取り組みを特定することだと述べています。

計画にあがってきている取り組みには、人々の能力やスキルの構築、国内消費の推奨、産業の回復力向上、より前向きな投資環境の整備などへの努力が含まれているとしています。


■Covid-19の状況

4月23日木曜日17:00時点で、マレーシアの感染者数は合計5,603名、新規の感染者数は、7日間連続で100を切りました。新たに90名が回復し退院、回復者数は3,542名、死者は2名増えて95名となっています。

(出所:Channel News Asiaマレーシア保健省

(トップ画像 by Ishan @seefromthesky on Unsplash