[マレーシア] 厳しい活動制限令の再導入ー制限措置の違いは?

2021年1月13日から2週間、マレーシアのクアラルンプールを含む複数の州で厳しい活動制限令が実施されます。その他の州で実施される措置との違いを見ていきます。

[マレーシア] 厳しい活動制限令の再導入ー制限措置の違いは?

マレーシアのムヒディン・ヤシン首相は、2021年1月10日、国内のCovid-19感染拡大の封じ込めるためにより厳しい措置を取ることを発表しました。


毎日の感染者数が数千人を記録しており、1月13日から26日まで、連邦直轄領を含めた6州では活動制限令(MCO)が、さらに6州では条件付き活動制限令(CMCO)が、2州では回復期の活動制限令(RMCO)が実施されます。また、全国で州をまたいだ移動も禁止となります。


▼マレーシアの日当たり新規感染者数推移


■活動制限令(MOVEMENT CONTROL ORDER (MCO))


対象地域:ペナン州、スランゴール州、クアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアン、マラッカ州、ジョホール州、サバ州
期間:1月13日から1月26日までの14日間


制限内容:

•州および地区をまたいだ移動の禁止
•社会的な集会の禁止(例:結婚式、結婚披露宴、会議、宗教上の行列(タイプ―サム含む)、打ち合わせ、セミナー、コース、団体スポーツ
•通行止めの実施:車両での移動は10キロ圏内に限定
•近所のスーパーまたは日用品店に日用品の買い出しに出られるのは一世帯あたり2人まで
•車両一台当たり乗員は2人まで
•規則に違反する者は、1988年感染症予防管理法に基づき、最大RM1,000(約25,700円)の罰金
•営業が許可されるのは必要不可欠な5産業のみ:製造、建設、サービス、貿易・流通、プランテーション・産物
•会社の経営陣の30パーセントが出社可能、雇用主は一度にオフィスに勤務する従業員数を決定のこと(標準作業手順(SOP)の遵守を考量したうえで)
•SOPの遵守、厳格なソーシャルディスタンシング
•必要不可欠でないサービススタッフは自宅勤務、雇用主はこの規則を順守のこと
•飲食店およびホーカーはテイクアウトのみ営業可能
•飲食物のデリバリーサービス可能
•スーパー、医療サービス(クリニック、病院、薬局)、銀行は、厳格なSOP遵守のもと営業可能、マスク常時着用、手指消毒剤の頻回使用、身体的距離の確保
•差し迫った緊急的な外出の必要がない限り外出自粛


学生:SPM(Sijil Pelajaran Malaysia)を受検する者は、SOP厳守の上登校可能。SOPについては、教育省が詳細決定


宗教的な活動:モスク・礼拝所は委員会メンバー最大5人まで許可


レクリエーション活動:

•屋外でのレクリエーション活動は可。同じ世帯の人間に限る。
•人と人との間は常に2メートル以上空ける。
•一緒にジョギングできるのは一度に2人まで。
•サイクリングは個人でのみ可能。グループは不可。


■条件付き活動制限令(CONDITIONAL MOVEMENT CONTROL ORDER (CMCO))


対象地域:パハン州、ペラ州、ヌグリ・スンビラン州、クダ州、トレンガヌ州、クランタン州
期間:1月13日から1月26日までの14日間


制限内容:

•州をまたいだ移動の禁止
•社会的な集会の禁止(例:結婚式、結婚披露宴、会議、宗教上の行列(タイプ―サム含む)、打ち合わせ、セミナー、コース、団体スポーツ

宗教的な活動:SOPに定められた最小参加者数で身体的距離を確保した上で可能。州の宗教当局は、認められる参加者数の決定に関する適切なガイドラインを示すこと。


■回復期の活動制限令 RECOVERY MOVEMENT CONTROL ORDER (RMCO)


対象地域:ペルリス州、サラワク州
期間:1月13日から1月26日までの14日間


制限内容:

•州をまたいだ移動の禁止
•社会的な集会:許可されるが、SOPを順守のこと

宗教上的な活動:SOPに定められた最小参加者数で身体的距離を確保した上で可能。州の宗教当局は、認められる参加者数の決定に関する適切なガイドラインを示すこと。


■道路封鎖

• 1月13日(12:01am)より開始
•すべての地区および州の境界に設置


(出所:New Straits Times
(トップ画像:Photo by elCarito on Unsplash )


▶関連して読む
[マレーシア] 1月13日より6州で最も厳しい活動制限令