マレーシア不動産投資で使えるローンは?現地と日本の金融機関を紹介!

マレーシアは将来性豊かな不動産市場を持っているために、不動産投資先としても大きなメリットがあります。しかし、海外不動産投資に融資している金融機関は限られていることも事実です。 この記事では、マレーシア不動産投資にローンを利用できる金融機関について、マレーシア国内と日本国内とに分けてご紹介します。


マレーシア不動産投資で使えるローンは?

現地と日本の金融機関を紹介!


マレーシア不動産投資に利用できる現地金融機関のローン

マレーシア現地で、外国人によるマレーシア不動産投資へ融資している金融機関についてご紹介します。


Malayan Banking Berhad

Malayan Banking Berhadはマレーシア国内では最大手の金融機関です。

東南アジアの中で見ても大手と言える規模を持っており、世界各国に進出しています。

2021年1月末時点において、Malayan Banking Berhadで利用できるローンの借入条件等は以下の通りです。


Malayan Banking Berhadのローン借入条件

融資限度額

物件の購入契約価格または物件評価額の60%まで

返済期間

最長35年(完済時の年齢が70歳以下であること)

金利種別

固定金利

金利

3.25%以上(2021年1月末時点)

※参照:Malayan Banking Berhad


HSBC Bank

HSBC Bankもマレーシア不動産投資に利用できます。HSBC Bankはイギリスに本社を置いている世界最大級のメガバンクです。

ヨーロッパやアジアの他にも南北アメリカやアフリカなどに進出しています。

2021年1月末時点におけるローンの借入条件等は以下の通りです。


HSBC Bankのローン借入条件

融資限度額

物件の購入契約価格または物件評価額の80%まで

返済期間

最長35年(完済時の年齢が70歳以下であること)

金利種別

固定金利

金利

3.50%以上(2021年1月末時点)

※参照:HSBC Malaysia


現地金融機関のローンを利用するメリット

マレーシア不動産投資で現地金融機関のローンを利用するメリットは、為替リスクを排除できることと返済期間を長期間に設定できることです。

また、現在不動産を購入してもマレーシアの銀行で口座を開設することはできません。投資として賃料を受け取る際にマレーシアの銀行口座がないと、集金代行をするプロパティ・マネジメント会社から海外送金で受領することになります。

その場合は日本円との為替の良いタイミングで受け取ることができないことなどがあり、少額でもローンを組むのもおすすめです。

現地の金融機関でローンを組むと、マレーシアリンギットで融資されるため、入ってくる家賃をそのまま返済に充当できます。

また、Malayan Banking BerhadもHSBC Bankも現地の住宅ローンを利用することになるため、返済期間を長期間に設定可能です。

日本国内で海外不動産投資に利用できるローンは、返済期間が最長20年などになります。

返済期間が短いと、毎月の返済額が大きくなるためキャッシュフローを圧迫します。

現地金融機関のローンを利用すれば、返済額を抑制することでキャッシュフローを確保可能です。


現地金融機関のローンを利用するデメリット

マレーシア不動産投資で現地金融機関のローンを利用するデメリットは、対応の不安定性です。

国際展開している金融機関といえども、マレーシア現地で勤務しているのはマレーシア人です。

東南アジアでは日本と商習慣が違っており、事務対応などに時間がかかります。

融資審査や問い合わせの返答などに時間がかかる点は要注意です。

また、利用規約などを入念に確認しておかないと、突然口座を凍結されるなどのトラブルも起こります。

最低預入金額や取引最低額の制限などについて、事前の確認が重要です。


マレーシアの金利推移



2020年にコロナウイルス感染症が世界中へ拡大した影響を受けて、マレーシアでも他国と同様に政策金利が引き下げられています。マレーシアの政策金利推移は以下グラフの通りです。


グラフ, 折れ線グラフ

自動的に生成された説明

※参照:マレーシア中央銀行


2020年は段階的な利下げが進められており、2021年1月末時点の金利は1.75%です。

コロナ以前の金利は3%〜3.2%だったので、約半分まで金利が下がっていることになります。

政策金利の引き下げに伴って各金融機関のローン金利が下がっており、住宅ローンも3%台の金利で利用可能です。

海外の金融機関では5%以上のローン金利もめずらしくないため、利下げは投資家にとって追い風といえます。


マレーシア不動産投資にローン利用できる日本国内の金融機関



つづいて、マレーシア不動産投資に融資対応している日本国内の金融機関についてご紹介します。


SMBC信託銀行

日本国内の金融機関では、SMBC信託銀行のローンを海外不動産投資に利用できます。2021年1月末時点の主な借入条件等は以下の通りです。


SMBC信託銀行のローン借入条件

融資限度額

500万円以上2,000万円以内

返済期間

1年以上20年以内

金利種別

固定金利(固定期間は3年・5年・7年・10年)

金利

2.65%以上

※参照:SMBC信託銀行

金利は固定金利の固定期間によって変動します。なお、担保として国内不動産が必要です。


SMBC信託銀行のローンを利用するメリット

SMBC信託銀行のローンを利用するメリットは、金利を比較的低めに設定できることと、条件となる年収が比較的低いことです。

金利は固定期間によって変動しますが、2021年1月末時点では2%台でローン利用できます。

また、固定期間は10年までとなっているため、長期間の収支をシミュレーションしやすい点もメリットです。

そのほか、申込条件となる前年度年収が500万円以上となっているため、安定した収入がある人にとっては利用しやすいローンと言えます。


SMBC信託銀行のローンを利用するデメリット

SMBC信託銀行のローンを利用するデメリットは、融資限度額があまり高くないことです。

融資限度額は、物件の購入金額または評価額を基準として設定されることが多くなります。

しかし、SMBC信託銀行では融資限度額が最大2,000万円に設定されており、担保不動産の評価額が高くても、2,000万円を超える借入ができません。

なお、融資限度額が設定されている代わりに、担保不動産の担保余力によって第2抵当権もしくは第3抵当権でも融資可能となっています。

SMBC信託銀行では、マレーシア国内の金融機関よりも低い金利でローン利用できますが、高額物件の購入にはあまり向いていない点には要注意です。


まとめ:可能であれば日本国内でローンを組むほうが安全、しかし・・・

マレーシア不動産投資では、現地の金融機関でもローンを利用できます。

なお、為替リスクは排除できるものの、日本国内の金融機関と比較すると金利が高い点や対応に難がある点などに要注意です。

また、Malayan Banking BerhadもHSBC Bankもフルローンを利用できるわけではありません。

マレーシア不動産投資では、物件の最低購入金額に関する規制があるため、ローンを利用する方が得策です。

なお、金利やリスクを考慮すると、日本国内の金融機関の方がベターと言えます。

しかし、冒頭でもあったように、マレーシアの不動産購入しただけでは現在銀行口座の開設が不可能です。

銀行口座を開設したい場合は少額でも良いので現地のローンを検討しましょう。


動画でも海外不動産向けのローンを解説していますので、以下の「不動産の学校」 

海外不動産で使えるローン2021年最新版 よりご覧ください。


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