2024/05/07
国際的な不動産テクノロジーグループであるジュワイIQI(Juwai IQI)によると、2024年第1四半期のマレーシアの新築アパート平均価格は58万2,887リンギット(約1,893万円)に達し、州別ではクアラルンプールとジョホールが全国平均を上回りました。
クアラルンプールの新築アパート平均価格は70万8,402リンギット(約2,300万円)に急上昇しました。全国平均を上回り、業界の新たなベンチマークとなった、とジュワイIQIはコメントしています。
クアラルンプールに続いて、ジョホール州も656,648リンギット(約2,132万円)と全国平均を上回りました。マラッカの平均価格は305,463リンギット(約992万円)と最も安価で、パハンとペラクが続きました。
2024年第1四半期におけるマレーシア全土の住宅の平均サブセール価格は521,614リンギット(約1,694万円)でした。平均サブセール価格は、国内の新築アパートの平均価格とともに、2023年の国家不動産情報センター(NAPIC)の価格467,144リンギット(約1,517万円)を上回りました。
ジュワイIQIによると、2024年第1四半期の取引は主に低価格帯で発生し、新築住宅の購入者の半数強が50万リンギット(約1,624万円)以下、サブセール市場でも同様の分布となっています。2023年末時点の新築住宅ローンの平均金利は4.2%で、アフォーダブル(手頃な)価格帯の住宅購入は賃貸よりもかなり割安になっています。
*1マレーシアリンギット=32.47円で換算しています
(出所:The Edge Malaysia)
(画像:Image by eltonenne from Pixabay)
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