2024/01/15
フィリピンは今後2年間、東アジアおよび太平洋地域でトップクラスの成長率を保ち続けるとみられています。
2024年1月に入って発表した世界経済見通し報告書「Global Economics Prospects」で、世界銀行は、2023年から2025年までのフィリピンの経済成長率予測を維持しました。
2024年と2025年については、フィリピンの経済成長率は5.8%に加速すると予測しています。
世界銀行は先に、観光部門の継続的な回復と、情報技術およびビジネス・プロセス・アウトソーシング(IT-BPM)業界の安定した業績に支えられ、サービス部門が今年の主な成長ドライバーとなる見込みであると述べました。
ブルネイ、マレーシア、フィリピン、タイを担当する世界銀行のディアメ・ディオプ国別ディレクターは、「フィリピン経済は、今後数年間も好調を維持すると予想しています」と述べました。
2023年のフィリピンの経済成長率は5.6%に落ち着くと予測されており、これは東アジア・太平洋諸国の中でフィジー、モンゴルに続いて3番目に高い予測です。
域内では、中国は5.2%、カンボジア5.4%、インドネシア5%、ベトナム4.7%、マレーシア3.9%の予測となっています。
(画像:UnsplashのLyman Hansel Geronaが撮影した写真)
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