2021/07/05
[フィリピン] ロックウェル前半期の利益が2020年超える
高級不動産デベロッパー、ロックウェルランドの2021年前半期の利益が、2020年通期のレベルを超えました。Covid-19パンデミックが長引く中、ハイエンドレジデンシャル不動産市場の回復力の波に乗っています。
この勢いに乗って、ロックウェルは、2021年、不動産市場に210億ペソ(約473億円)相当の在庫を新しく追加する予定です。
ロックウェルのネスター・パディーラ社長によると、2021年前半期で、同社の税引き後の純利益が推定で12億ペソ(約27億円)に達したということです。2020年通期の純利益は10.8億ペソ(約24億円)で、その前年から63%減となっていました。
パディーラ社長は、「どんな状況でも、普通のコミュニティを超えるものを作るという私たちのビジョンを持ち続けます。複数のプロジェクトを今後立ち上げていくにあたって、引き続き楽観的な見方をしています。」と株主総会で述べています。
アンヘレス市のロックウェルセンター・ネポは、3.6ヘクタール、85億ペソ(約192億円)のネポムセノ家との合弁事業で、この7月に最初のタワーとなる「ザ・マナンサラ(The Manansala)」の販売を開始する予定です。
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ロックウェルは、ネグロス州にも事業を拡大しており、ロックウェルセンター・バコロドを立ち上げることになっています。
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(出所:Business Inquirer)
(画像:Photo by JC Gellidon on Unsplash )
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