[フィリピン] CREITの2021年、純利益が117%増

2022/04/25


今年上場を果たしたCITICORE Energy REIT社(CREIT)は、2021年に純利益2億2,600万ペソ(約5.5億円)を計上しました。2020年の実績から117%増となりました。





同社のクラーク太陽発電所(Clark Solar Plant)からの電力販売およびCiticore Solar Tarlac 1および2からの土地賃貸収入が、同社の監査後の売上総利益の95%を占めました。



しかし、CREITの2022年の電力収入源は、Citicore Renewable Energy Copr.に譲渡されることになっています。



この譲渡には、クラーク太陽光発電所のサービス契約も含まれており、すでにエネルギー省の承認がおりています。



電力販売がなくなると、CREITの主な収益源は、保証付きの安定的なリース収入と増えつつある変動リース収入になります。



CREITのCEO、オリバー・タン氏は、CREITは、定期的なリース収入を得ることで、さらに分配可能利益も今後株主に還元する配当も高めることができると話しています。



CREITは、今年2月にIPOを行い、64億ペソ(約156億円)を調達しています。




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(出所:Business World Online